
漂着した魚は数千トン規模か 海岸に大量のイワシ 処理のめど立たず 北海道函館市
北海道函館市の海岸で7日、大量のイワシが打ち上がっているのが見つかった問題で、一夜明けた8日も処理に向けためどが立たず、市などは状況の確認を続けています。
(東海林記者)「大量のイワシが打ち上がってから一夜明けた函館市の海岸です。改めて見ると海が濁っているのがわかります」
函館市によりますと、打ち上げられたのは主にイワシで、範囲はおよそ1.5キロ、その量は数千トン規模に及ぶとみられます。
8日も海岸では市の職員が流れ着いた範囲を計測するなど状況を調査していました。
市と道は7日、死んだ魚の処分方法や今後のスケジュールなどについて協議しましたが、魚の量が膨大なため結論は出ませんでした。
今後も協議を続けるということです。
4h ago

少子化対策、総額3.6兆円規模に 財源、政府の原案判明
政府が近くまとめる少子化対策「こども未来戦略」の財源に関する原案が8日わかった。医療保険料とあわせて徴収する「支援金(仮称)」で1兆円程度、既定予算の活用で1・5兆円程度、2028年度までの社会保障の歳出改革で1・1兆円程度を確保し、総額は3・6兆円規模とする。与党との調整を経て、年内に閣議決定したい考えだ。
児童手当の拡充などを盛り込んだ少子化対策の事業規模について、政府はこれまで「3兆円半ば」と説明してきたが、具体的な内訳は示していなかった。
支援金は制度を創設し、26年度から徴収を始める方向。28年度までに3・6兆円の財源を確保する方針だが、それまでの不足分は「こども・子育て支援特例公債」(つなぎ国債)で賄う。
支援金1兆円程度は、国民1人あたりでは月500円程度の負担額となる。ただ、実際の徴収額は、個々の負担能力などに応じて変わる見通し。低所得者には、国民健康保険と後期高齢者医療制度で設けられている負担軽減の仕組みを活用する案も検討されている。
7h ago

『聖剣伝説』シリーズ新作『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』が2024年発売決定! ハードはPS5/PS4、XSX|S、PC
ファミ通を含む世界のメディアやゲームファンの投票によって選ばれたすぐれたゲームを表彰する“The Game Awards 2023”。日本時間2023年12月8日、その受賞式が行われ、本イベントにて、『聖剣伝説』シリーズ新作となる『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』が発表された。
『聖剣伝説』シリーズはスクウェア・エニックスのファンタジーアクション・RPG作品。1991年にゲームボーイ向けに初代作品『聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~』が発売され(当時はスクウェア)、以降ナンバリング作品はプレイステーション2向けに2006年に発売された『聖剣伝説4』までリリースされている。
ナンバリング以外にも外伝的な作品になる『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』(プレイステーション/1999年)が人気を博したり、近年でもナンバリング作品がリメイクされたりと長い人気を誇っている。
リメイク作品やスマートフォン向けタイト
8h ago

その物忘れ「スマホ認知症」かも 30~50代で急増中
スマートフォンを多用する50代以下の世代で、心身に不調をきたす人が増えている。SNS(交流サイト)を通じた情報収集・発信、ショッピング、ゲームや動画視聴などで「長時間利用が当たり前」という依存状態も珍しくない。診療の現場では、脳への負担増が原因で認知症に似た症状に陥る患者が増えており、スマホ依存のリスクを指摘する声が高まっている。
ここ10年で急増
認知症など脳機能に障害をきたした患者らを診療する「おくむらメモリークリニック」(岐阜県岐南町)の「もの忘れ外来」。従来、高齢患者が大半を占めてきたが、ここ10年ほどで急増しているのが30~50代の若年患者だ。
若年患者の特徴として、「人や物の名前が出てこなくなった」「簡単な計算さえできなくなった」など、日常的に深刻な物忘れの症状に悩まされているとの訴えが多い。
こうした症状はアルツハイマー型認知症と似ているものの、MRI(磁気共鳴画像装置)などの検査では、異常はみられない。生活歴の聞き取りのほか、認知機能テストなども用いて調べていく
8h ago

20代は6割が「スマホ依存症」自覚 老眼世代の50代は7割以上が「目に疲れ」
20代の約6割が「スマホ依存症」を自覚している-。マーケティングリサーチ事業などを行う「クロス・マーケティング」(東京)が7日に発表した「目に関する調査(2023年)」で、スマートフォンに依存している実態が浮き彫りになった。調査では、若年層ほどスマホの利用時間が長くなる傾向も判明。一方で「目が疲れている」と回答した割合が50代では76%に達するなど、中高年の年代では老眼に苦慮している実態も明らかになった。
調査は20~79歳の男女2400人を対象に11月末、インターネットを通じてアンケートを実施した。
1日平均のスマホの利用時間では、20代~60代は「2~3時間」、70代は「1時間程度」と回答した割合が最も多かった。ただ、4時間以上の利用者も20代では計48%、30代では計46%といずれも半数近くに上った。
また、「スマホ依存症」への自覚を確認したところ「かなりスマホ依存症だと思う」(10%)、「まあスマホ依存症だと思う」(34%)と、全体の4割以上が自覚していると回
8h ago

超希少な真っ白いワニ、米フロリダ州の動物園で誕生
米フロリダ州オーランドのワニ園で、極めて希少な白変種の白いワニが誕生した。同園が7日に発表した。
ワニ園のゲーターランドによると、白い白変種のアリゲーターが飼育下で誕生したのは世界で初めて。世界にはこの赤ちゃんも含めて8頭しかいないという。
白変種のアリゲーターは、米ルイジアナ州の沼地で36年前に巣が見つかった。その子孫の真っ白なワニの誕生が記録されたのは初めてだった。
赤ちゃんは「ジェイアン」と「アシュリー」というつがいの間に生まれたメスで、体重96グラム、体長は49センチ。ワニというよりはトカゲのように見える。一緒に誕生したオスは、同じ大きさで普通の色をしていた。
白変種はアメリカアリゲーターの中で最も希少な遺伝的変異種で、色素が完全に欠如したアルビノとは異なる。アリゲーターの白変種は、色は白くても皮膚に普通の色の模様や斑点がある個体もいる。黒っぽい色素がないために日焼けしやすく、長時間直射日光の下にいることはできない。
白変種とアルビノは目の色も異なる。白変種の
8h ago

中国のCO2濃度、公表の1・5~3倍で増加…環境省が観測衛星で分析しCOP28で発表へ
環境省は、中国の二酸化炭素(CO2)濃度の年間増加量が、中国が公表している排出源などの情報を基に計算された数値の約1・5~3倍に上るとする報告書をまとめた。中国の情報が不正確な可能性があるという。報告書は9日にも、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で発表される。
報告書によると、日本の温室効果ガス観測衛星「いぶき」が、中国の約7万7000地点で、2009~22年のCO2濃度の年間増加量を観測したところ、0・6~1・2ppm(1ppmは1万分の1%)だった。これに対し、各国が公表する化石燃料使用量や発電所数などの情報に基づいた国際的なデータベースによると、中国のCO2濃度の年間増加量は0・2~0・8ppmで、衛星観測の値が約1・5~3倍に上った。一方、日本と米国についても同様の条件で調べたが、衛星観測とデータベースの数値に食い違いはなかった。
同省幹部は「温室効果ガスの削減目標を定めても、誤差の範囲を超える
8h ago