米アップル、クックCEOの後継者計画を本格化
米アップル がティム・クック最高経営責任者(CEO)の退任に備えて後継者計画を強化していると報じた。クック氏は早ければ来年にも退任する可能性があるという。
事情に詳しい複数の関係者の話として、同社でハードウエアエンジニアリング担当上級副社長を務めるジョン・ターナス氏が後任として最有力視されているとFTは伝えている。
アップルはロイターのコメント要請に対し、すぐには応じなかった。
FTによると、アップルは1月下旬の決算発表までに新CEOを指名する可能性は低いとみられている。クック氏は2011年にCEOに就任した。
アップルのティム・クックCEO、2026年に退任か 後任候補にジョン・ターナス氏
アップルのティム・クックCEOが、早ければ来年にもその座を退く可能性があることがわかった。英メディアFinancial Timesが11月14日に報じた。
アップルのティム・クックCEOが、早ければ来年にもその座を退く可能性があることがわかった。英メディアFinancial Timesが11月14日に報じた。
同紙は情報筋からの話として、アップルの取締役会と上級幹部は最近、トップ交代に向けた後継者計画を「加速させた」と伝えている。
後継者として最も有力視されているのは、ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長のジョン・ターナス氏だ。ただし、同紙は「最終決定はまだ下されていない」と付け加えている。
なお、アップル関係者によると、この交代は長年計画されてきたもので、同社の業績とは無関係だという。このほか同社は1月下旬の次回決算発表より前に新CEOを発表する可能性は低いとのことだ。
さらに関係者らは「準備は加速しているものの、発表のタイミングは変更される可能性がある」と慎重な姿勢を示している。
この報道は、元最高執行責任者のジェフ・ウィリアムズ氏がアップルを退職した直後に入ってきた。ウィリアムズ氏は7月に退職を発表しており、11月14日に正式に退職したばかりだ。
アップル上層部の新陳代謝が始まりつつあるのだろうか?
