Apple製品に多数の脆弱性 ~一斉にセキュリティリリースが公開
米Appleは9月15日(現地時間)、セキュリティアップデートを実施した。「iOS 26」「iPadOS 26」、「macOS Tahoe 26」のほかにも、多くの製品が対象となっている(括弧内はCVE番号をベースにした脆弱性の件数)。
・iOS 26 and iPadOS 26(27件)
・iOS 18.7 and iPadOS 18.7(12件)
・iOS 16.7.12 and iPadOS 16.7.12(1件)
・iOS 15.8.5 and iPadOS 15.8.5(1件)
・macOS Tahoe 26(77件)
・macOS Sequoia 15.7(35件)
・macOS Sonoma 14.8(39件)
・tvOS 26(17件)
・watchOS 26(19件)
・visionOS 26(18件)
・Safari 26(7件)
・Xcode 26(5件)
なかでも「iOS/iPadOS 16.7.12」と「iOS/iPadOS 15.8.5」で修正された「Image I/O」における範囲外書き込みの問題「CVE-2025-43300」は、メッセージングアプリ「WhatsApp」の脆弱性「CVE-2025-55177」との組み合わせで、特定のユーザーを狙った巧妙な攻撃に悪用された可能性がある。できるだけ早い対応を心掛けたい。
なお「iOS 18」「iPadOS 18」「iPadOS 17」では、すでに「CVE-2025-43300」が修正済みとなっている。最新のバージョンになっていれば問題はない。