Macの周辺機器がついに“脱・Lightning”果たす可能性 充電位置が不評だったマウスにも注目集まる

Macの周辺機器がついに“脱・Lightning”果たす可能性 充電位置が不評だったマウスにも注目集まる

アップルが発売するマウス、キーボードなどMac用アクセサリー各種をめぐり、技術仕様を更新した新型モデルが近々展開される可能性が高まっている。これらはLightning充電を採用しており、長らくの間USB-Cの移行を望む声が寄せられていた。

米媒体やそのコントリビューターなどによると、開発者向けに提供された「iOS18.1」のテスト版コードに「Magic Mouse 2」や「Magic Keyboard 2」といった、これまでにないナンバリングの記述見られたことが報告されていた。特に後者のキーボードについては、Touch ID搭載やテンキー付きといった複数のバリエーションが用意される見込みたという。

これらの具体的な仕様は明らかになっていないものの、もっとも期待されている変更点として、充電用ポートのUSB-C化が挙げられる。

アップルは近年、製品全般の充電端子を独自規格「Lightning」から国際的な標準である「USB-C」への移行を行っている。昨年発売の「iPhone 15」では初めて脱・Lightningを果たしたことが話題になっていた。

しかしながら、これらMac用アクセサリーは未だLightning端子を採用しているため、単品で購入した場合や、iMacでのセット購入時には「USB-C(Mac)→Lightning(デバイス側)」のケーブルが付属しており、充電が煩雑になる要因にもなっていた。

そして、もう一つの注目ポイントは「Magic Mouse」の充電端子の位置。

記事のアイキャッチにある通り、マウスの充電は本体底面にあるため「充電時に操作ができない」「こいつの為だけにLightningケーブルが必要」「充電している姿がみっともない」と不評を漏らすユーザーが多く存在する。

批判する声がある一方で、本体側面に端子を配置することで、Mac専用マウスとして本体と統一感あるスタイリッシュなデザインになると理解を示す声もある。いずれにせよUSB-Cへの移行については大歓迎との意見がほとんどを占めており、今後の発表に期待したい。

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待望の“脱Lightning” Appleのワイヤレスマウス・キーボードが「USB-C」に刷新される

 米Appleは10月28日、新型「iMac」の発表にあわせて、同社のワイヤレスマウス「Magic Mouse」、ワイヤレスキーボード「Magic Keybaord」、ワイヤレストラックパッド「Magic Trackpad」の新モデルを発表した。いずれも、充電端子がLightningからUSB-Cに刷新されている。

 Magic Mouseの新モデル「Magic Mouse(USB-C)」は1万4800円。ホワイト、ブラックの2色展開。表面はMulti-Touchに対応しており、Webページのスワイプなどシンプルなジェスチャー操作が可能。充電式バッテリーは1回の充電で約1か月以上駆動できるという。

 Magic Keyboardの新モデル「Touch ID搭載Magic Keyboard(テンキー付き)(USB-C)」は2万7800円。指紋認証「Touch ID」に対応し、キーはホワイト/ブラックの2色展開。日本語配列、英語配列(US/UKの2種類)、韓国語配列、中国語配列(拼音/注音の2種類)を用意する。

 テンキーレスのMagic Keyboardも用意。Touch IDモデル「Touch ID搭載Magic Keyboard(USB-C)」は2万1800円、Touch IDが付属しない「Magic Keyboard(USB-C)」は1万4800円。ホワイトのみのラインアップとなる。

 Magic Trackpadは、「Magic Trackpad(USB-C)」として2万1800円で販売。ホワイト、ブラックの2色で、さまざまなMulti-Touchジェスチャーと感圧タッチテクノロジーに対応。トラックパッドの表面の下にあるセンサーが、指が加える圧力の微妙な差を感知することで、より多くの機能を呼び出せる。また、Apple Vision Proとも連携でき、3D空間でアプリを並べ替えたり、複雑なスプレッドシートを操作したりできる。こちらも1回の充電で約1カ月以上駆動可能。

 いずれも編み込み式のUSB-C充電ケーブルが付属する。

 なお、iMacには同一カラーのMagic Keyboard(テンキーレス仕様)/Magic Mouseが付属。オプションでMagic Trackpadも選択可能だ。

ついに「Magic Mouse」もUSB Type-Cに! しかしAppleの強い意志を感じる例の“アレ”はそのままで…

Appleが10月28日に発表した新型「iMac」は、M4チップ搭載など順当ともいえるアップデートでしたが、あわせて周辺機器の「Magic Keyboard」「Magic Mouse」「Magic Trackpad」も接続ポートがLightningからUSB Type-Cになった新モデルに一新されました。

 必要なケーブルが減ってユーザー歓喜……のはずですが、Magic Mouseについてはガッカリという声も少なくないようです。その理由は…

Magic Mouse

 Magic Mouseは言わずと知れたApple純正のワイヤレスマウスです。ボタンやホイールのないシームレスなデザインでありながら、マルチタッチセンサーによって左右クリックやホイール操作、ジェスチャー操作が行えます。初代モデルは2009年10月に登場し、2015年のモデルで現在のデザイン(充電式、Lightningポート)となりました。

 しかし、当時から話題になっていたネガティブな要素があります。それは本体底面にLightningポートが配置されているため、充電時に本体をひっくり返してケーブルを真上から挿す必要があるところです。つまりどうなるかというと…

 ひっくり返してデスクに置くとマウスの曲面によって本体がぐらつく上に、上に向かって伸びたケーブルの取り回しも美しくありません。Appleらしからぬ不格好な見た目に、日本に限らず世界各国でネタにされています。

 半分ジョークかもしれませんが、先日のApple幹部による発表の予告ツイートにも改善を求める哀愁漂うリプライが…

 念のためポジティブな部分も紹介しておくと、Magic Mouseは1回の充電で約1カ月以上もつとされており、頻繁に充電が必要な製品ではありません。よってMacでの作業を終える度にMagic Mouseをひっくり返し、ケーブルを上から挿して“とどめを刺す”作業が毎晩あるわけではないのです。

 であればと、Appleは洗練されたデザインを優先しているのかもしれません。確かにMagic Mouseは全周囲から見ても見た目はピカイチです。ここに穴があったら、そのデザイン性が崩れてしまうというのも理解できなくはありません。

 今回の新しいMagic Mouseを見て、Appleは世間の声に揺らぐことなく、このスタイルを貫くという意志を感じ取れました。ユーザーの選択は自由だし、世の中には使いやすいMac対応のマウスはたくさんあります。あなたはどうしますか?

Magic MouseがUSB-Cになっても、充電時の切なさは変わらない

考え直してくれるって信じてたのに。

本日、M4チップ版iMacの発表と同時にアップデートされた周辺機器たち。Mac用のMagic Keyboard、Magic Mouse、Magic Trackpadなどが軒並みUSB-C対応へリニューアルされました。

で、僕が気にしていたのは、その充電機構! 以前のLightningモデルは充電端子が底部にあったため、充電時には仰向けになって線を刺されている無惨な姿。まるで力尽きたセミ(通称セミファイナル)。

それがUSB-Cの新モデルになってどうなったか? …というと、もうトップ画像でネタバレしていますが、充電端子の位置は変わりませんでした。セミ継続(セミコンティニュー)でございます。

この構造の問題点は、無様なだけじゃなくて充電しながら使えないってところなんですよね。いくら急速充電に対応しても、10分や20分は虚無な心でセミを眺めるしかないわけでして…。

まぁ、Magic Mouseのシャープなフォルムを維持することを考えると、端子を置く場所はココしかなかったのかもしれませんけどね。あぁ、デザインって難しいんだなぁ。

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