東日本大震災で海底に生じた断層崖を世界で初めて発見 高さは7~8階建のビルに相当 新潟大など研究チーム

東日本大震災で海底に生じた断層崖を世界で初めて発見 高さは7~8階建のビルに相当 新潟大など研究チーム

東日本大震災を引き起こした地震活動が原因でできた海底の断層による崖を、新潟大学などの研究チームが世界で初めて発見したと発表しました。

新潟大学の植田勇人准教授らの研究チームが潜水艇による調査で発見したのは、東日本大震災の地震活動が原因で海底が隆起してできた崖です。

東日本大震災は、海底にある海洋プレートと内陸プレートの境界で生じた「海溝型地震」の活動によりマグニチュード9.0の巨大地震が引き起こされたものです。

崖が発見されたのは、震源域である宮城県沖の水深およそ7500メートルの海底で、崖の高低差は26メートルに及び、7~8階建てのビルの高さに相当するということです。

研究チームが地形を詳しく解析したところ、この崖は、地震活動で動いた海底の地盤が急激におよそ60メートル持ち上げられ、その後、断層沿いに崩落したことによって現在の形になったということです。

東日本大震災の地震活動を含む「海溝型地震」で生じた断層のずれによる崖を海底で発見したのは、世界で初めてだということです。

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