小学3年生が発見した化石 9000万年前の新種のカメ類と判明 岩手・久慈の琥珀採掘体験場

小学3年生が発見した化石 9000万年前の新種のカメ類と判明 岩手・久慈の琥珀採掘体験場

今年3月、岩手県久慈市の琥珀採掘体験場で発見されたカメ類の化石が国内で初めて発見されたおよそ9000万年前の新種「リンドホルメミス科」であることが分かりました。

発見されたのは白亜紀後期、およそ9000万年前の新種のカメ類、リンドホルメミス科の下あごの化石です。発見したのは東京都の小学3年生・久保佑(くぼ・ゆう)さんです。早稲田大学の平山廉(ひらやま・れん)教授が絶滅したカメ類の新種として来月に国際学会で報告するのを前にきょう発表されました。

リンドホルメミス科はリクガメ上科の祖先とされ、これまではモンゴルで甲羅のみが発見されていました。「下あごはこれまで発見されておらず咬合面が前方で狭く、後方で広がる」という現在のカメ類には見られない特徴が確認されました。また、今回発見された化石はリンドホルメミス科では世界最古級のものとされています。

岩手県から中生代の新種として報告される脊椎動物は久慈琥珀採掘場で2021年に新種として報告されたカメ類「アドクス・コハク」に続き2例目となります。

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