米アップル、終値で3兆ドル 世界初、アイフォーン堅調 時価総額

米アップル、終値で3兆ドル 世界初、アイフォーン堅調 時価総額

30日の米株式市場で、米アップルの時価総額が3兆ドル(約433兆円)に達し、取引を終えた。

 終値ベースでの3兆ドルは世界で初めて。スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売が堅調を維持するとの期待から、アップル株が買われたようだ。

 終値は前日比2%高の193.97ドル。前年末比では5割弱の上昇となる。昨年1月の取引時間中に3兆ドルを付けた後は利益確定売りに押されたが、2023年に入ってからは上昇基調だった。

 同年1~3月期のアイフォーンの売上高は、同四半期として最高だった。マエストリ最高財務責任者(CFO)は電話会見で「インドや中南米、中東などの新興市場で非常に好調だった」と述べていた。新規出店も積極化しており、成長を維持すると期待されている。

 アップルは6月、拡張現実(AR)に対応するゴーグル型端末「アップルビジョンプロ」を来年発売すると発表した。新製品投入により、昨年末に1兆1230億ドルに達したアプリ経済圏がさらに拡張するとの見方も下支えしている。

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