6502とApple II システムROMの秘密 単行本(ソフトカバー)柴田文彦

6502とApple II システムROMの秘密 単行本(ソフトカバー)

わずか2キロバイトの中に 創造された宇宙を解き明かす。

プロセッサーを構成する回路を極限までミニマル化したエキセントリックなCPU6502。 

6502 を巧みに使い倒し1バイトの無駄もなくプログラミングされたモニターROMにより最大のパフォーマンスを発揮した名機 Apple II。

本書は実機を用意しなくとも楽しめるよう、 エミュレーターを利用して6502とApple IIの機械語プログラミングの神髄を堪能するレトロCPUガイドブックです。 

(本書まえがきより抜粋)

本書のテーマは、端的に言えば、マイクロプロセッサー6502と、パーソナルコン ピューターApple IIの素晴らしさを、できるだけ詳しく語ることにあります。それ で本一冊分の話題があるのかと疑念を抱かれる方もあるかもしれませんが、とんで もない。いずれにも、本一冊では、とうてい語り尽くせないほどの広さと深さのあ る世界が広がっています。

本書は、その中から、どうしても外せないというエッセ ンスを選りすぐって一冊にまとめたものです。

6502は、かなりミニマムな構成ながら、そこから簡単には想像できないほどの性 能を発揮する8ビットマイクロプロセッサーです。

そしてApple IIは、6502の特徴 を最大限に活用し、さらに相乗効果によって極限とも言えるパフォーマンスを発揮 するよう設計された、地球を代表するパーソナルコンピューターです。

6502が登場 してからすでに約45年、Apple IIが発売されてからでも約43年が経過しようとしています。つまり、いずれもほぼ半世紀前の製品ということになります。そんな昔の ものを今更掘り起こしてもしかたがないだろうと思われるかもしれません。しかし、 6502とApple IIの組み合わせによって生み出された妙技は、そのまま忘れ去ってし まうには、あまりにももったいないものです。

これまでにも、断片的に語られてきたことはあるでしょうが、Apple IIの商業的な成功と、その後のAppleの発展がかえって邪魔をして、多くの人に十分に理解されているとは考えにくく、それはもどかしいことでした。

本書の目的としては、そのような最高の面白さを与えてくれた仕組みを、 半世紀近く経った今、冷静に見直し、改めて書籍として書き留めて後世に伝えたい という、ちょっと大仰なものも含まれています。6502やApple IIについては、名前しか聞いたことがないという人も、多少なりとも知っていると自負している人も、 それらの組み合わせが生み出す有史以来最高のからくりの凄さを改めて味わい、その秘訣を理解することを楽しんでいただければ、本書を著した甲斐があるというものです。

内容(「BOOK」データベースより)

実機を用意しなくとも楽しめるよう、エミュレーターを利用して6502とApple 2の機械語プログラミングの神髄を堪能するレトロCPUガイドブック。

著者について

1984 年東京都立大学大学院工学研究科修了。同年、富士ゼロックス株式会社に入社。1999 年から フリーランスとなり現在に至る。大学時代にApple IIに感化され、パソコンに目覚める。在学中から月 刊 I/O 誌、月刊 ASCII 誌に自作プログラムの解説などを書き始める。就職後は、カラーレーザープリン ターなどの研究、技術開発に従事。退社後は、Mac を中心としたパソコンの技術解説記事や書籍を執 筆するライターとして活動。時折、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士として、コンピュータ ーや電子機器関連品の鑑定、解説を担当している。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柴田/文彦

1984年東京都立大学大学院工学研究科修了。同年、富士ゼロックス株式会社に入社。1999年からフリーランスとなり現在に至る。Macを中心としたパソコンの技術解説記事や書籍を執筆するライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

筆者紹介――柴田文彦

 自称エンジニアリングライター。大学時代にApple IIに感化され、パソコンに目覚める。在学中から月刊ASCII誌などに自作プログラムの解説記事を書き始める。就職後は、カラーレーザープリンターなどの研究、技術開発に従事。退社後は、Macを中心としたパソコンの技術解説記事や書籍を執筆するライターとして活動。近著に『6502とApple II システムROMの秘密』(ラトルズ)などがある。時折、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士として、コンピューターや電子機器関連品の鑑定、解説を担当している。

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