SpaceX、Falcon 9最終形態「Block 5」初の再利用打ち上げが成功。ブースター回収も卒なく完了

SpaceX、Falcon 9最終形態「Block 5」初の再利用打ち上げが成功。ブースター回収も卒なく完了

SpaceXが、Falcon 9ロケットの最終形態"Block 5"の初の再利用打ち上げに成功しました。Block 5のブースター部分はそのままでも10回、パーツ交換などオーバーホールをすることで100回の再利用耐久性があるとされます。Falcon 9 Block 5は2018年5月に初の打ち上げに成功しました。今回は1段目ブースターの初の再利用となります。SpaceXのふれ込みどおりならば、なにもパーツを交換せずとも10回の再利用が可能です。しかしSpaceXのイーロン・マスクCEOは「今回は設計上の前提を確認するために、全体的な分解点検を実施した。そう、皮肉なことに分解の必要がないことを、分解して確認する必要があったんだ」と語りました。

今回の打ち上げは日本時間8月7日午後2時18分に実施され、インドネシアのTelkom1通信衛星を置き換えるMeah Putih衛星を地上静止軌道軌道(GTO)へと送り込みました。また1段目ブースターはその前に、洋上の無人船「Of Course I Still Love You」への垂直着陸を成功させています。

SpaceXはおそらく、次回の打ち上げを「分解点検なしのBlock 5ブースター初再利用」とすべく計画しているはずです。

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