米マイクロソフト、太平洋戦争末期に米軍に撃沈された戦艦山城など旧日本海軍の艦艇5隻

戦艦山城など5隻か=比沖で旧日本軍の艦艇発見―米チーム

米マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏が率いる探査チームは7日、太平洋戦争末期に米軍に撃沈された戦艦山城など旧日本海軍の艦艇とみられる5隻をフィリピン沖の海底で発見したことを明らかにした。
 
 探査チームは11月下旬、フィリピン南部スリガオ海峡の海底を調査。山城のほか、戦艦扶桑、駆逐艦満潮、朝雲、山雲とみられる船体も見つけた。

 チームに所属するポール・マイヤー氏は、船体は浅い海域で見つかり、状態はいずれも非常に悪いと説明。山城と扶桑は「上下逆さまになった状態で発見された」と述べた。山雲の船体は二つに割れていたという。

 ただ、5隻の区別については「沈没場所などの歴史的な記録に基づいている」とも述べ、個々の艦船を特徴付けるものは現時点で見つかっていないと説明した。

戦艦山城や扶桑か、比沖の海底に5隻 武蔵発見の調査団

 米マイクロソフトの共同創業者のポール・アレン氏が率いる沈没船調査団は7日、フィリピン南部スリガオで記者会見し、太平洋戦争中に撃沈された戦艦山城(やましろ)、扶桑(ふそう)など、旧日本軍の艦船とみられる5隻をスリガオ沖の海底で発見したと発表した。

 見つかったのは戦艦山城、扶桑のほか、駆逐艦の満潮(みちしお)、朝雲(あさぐも)、山雲(やまぐも)。調査は11月22日~29日に行った。いずれも水深100~200メートルの海底にあり、山城と扶桑は上下逆さまの状態だった。比較的浅い場所で海水が温かく、船体にはびっしりとサンゴなどが群生していたという。船体はひどく壊れた状態で、激しい戦闘の跡が見られる。

 扶桑からは銃や手投げ弾などの武器が、山雲からは梅のような花柄の付いたおちょこが見つかった。

 資産家のアレン氏が率いる同調査団は、2015年にフィリピン中部シブヤン海の海底で戦艦武蔵を発見し、注目を集めた。今回の発見については今後、海中で無人探査機が撮影した写真や動画をフェイスブックで公開する。

 山城と扶桑は同型の戦艦で全長約200メートル。1944年10月に、レイテ沖海戦の戦闘の一つであるスリガオ海峡戦で、夜間に米艦隊の攻撃を受けて沈没した。防衛研究所・史料閲覧室によると、スリガオ海峡戦では乗員4千人あまりが犠牲になり、日本海軍が壊滅的な打撃を受けた。

 8日は日米開戦の発端となった米ハワイの真珠湾攻撃から76年となる。

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