40代・独学でも4回連続記憶力日本一になれた記憶術
記憶力は加齢に比例して落ちていくものだと信じている人は多いのではないでしょうか。しかし、そんなことはありません。脳はいつからでも鍛えることができるんです! 新刊『世界記憶力グランドマスターが教える 脳にまかせる勉強法』では、脳の仕組みを活用し、4回連続記憶力日本一、日本人初の記憶力のグランドマスターになった著者による世界最高峰の勉強法を紹介していきます。記憶力が左右する試験、資格、英語、ビジネスほか、あらゆるシーンで効果を発揮するノウハウを徹底公開します。
● どんな人でもいつからでも記憶力は上がる
「記憶力に自信がない」「記憶力を上げたい」……たくさんの方たちからご相談を受ける機会が多くなりました。
なかでも大学合格や資格取得などを目指している人から、切実さを感じます。皆さんの気持ちは当然理解できます。
なぜなら、世の中に存在する試験と名のつくもののほとんどは記憶の量で結果が左右されるからです。
それほど重要な記憶力ですが、私自身の過去を振り返ってみても、学校で記憶の仕方を教わった覚えはありません。暗記を含めた記憶の方法は、個人個人にまかされていたように思います。そのため、自分自身の記憶力の良し悪しは試験の結果だけを見て判断している人も多いのではないでしょうか。
記憶力とは素質によるものなのでしょうか?
記憶力とはもって生まれたもので、その能力には個人差があるのでしょうか?
私自身が40代半ばで挑戦して、4回連続記憶力日本一、そしてマインドマップの発明者であるトニー・ブザンが主催する世界記憶力選手権で達人レベルの選手のみに与えられる世界記憶力グランドマスターの称号を得ることができた経験から判断すると、まったくそんなことはありません。
記憶力とは「才能や年齢に関係なく、技術で上がるもの」と、言い切れます。
脳には記憶の仕組みがあり、それを利用すれば、ラクに物事を覚えることができるのです。それを知らないと、本当はそうではないのに、自分は「記憶力が悪い」と勘違いしてしまうかもしれません。記憶力の違いは、「方法を知っているか、知らないか」の差でしかないのです。
私も以前、記憶力は先天的な能力と決めつけていました。記憶力があまりないほうだと思っていました。ましてや、何かの方法で記憶力が上がるなど、夢にも思っていませんでした。
● 大切なのは、脳にまかせること
そんな私が40代半ばで、若い人に交じって、記憶力を競う大会「記憶力日本選手権大会」に挑戦したのは、あることを確認したかったからなのです。
それは、「脳はいつからでも鍛えることができる」を実証することでした。
それともう一つ、第1章で紹介している「脳の記憶の仕組みをうまく利用した非常に効率のよい記憶術」を勉強していたので、試したかったのです。
それを深く学んでいくと、「脳をうまく使いこなす方法」だとわかりました。
脳は、想像以上に優秀な器官です。しかし、その優秀な脳を使いこなす方法を知らない人が多いのです。普段の勉強で意識して脳を使うということは、皆さん、あまりないかもしれません。けれども、使いこなすことができれば、記憶に自信のなかった私でも「記憶力日本一」になれるぐらいのすごい力を脳は秘めているのです。
「脳を使いこなす」といっても、つらいトレーニングは必要ありません。
誰でも、思い立ったその日から簡単に取り入れることができる方法なのです。
勉強するときにはその方法を使って、淡々とまるで作業のような感覚で進めていくだけです。
そして、大変なことはすべて脳にまかせればよいのです。
「脳にまかせる」とは簡単にいうと、勉強の労力を2分の1以下にし、成果を2倍以上にする勉強法とお考えください。
脳はまるで腕のよい料理人のようです。あなたはただ材料を脳に提供するだけ。あとは脳が勝手にそれらをうまく調理して記憶してくれたり、考えをまとめてくれたりするのです。
第2章の「3サイクル反復速習法」、第3章の「1分間ライティング」に、そのノウハウはすべてあります。これは今までの勉強法にはない、超効率的な勉強法です。しかもその方法は非常にシンプルで、「3回読んで1分書く」、これだけです。
脳をうまく使いこなせるようになると、記憶力は確実にアップします。それだけにとどまらず、「集中力」や「やる気」をコントロールする能力もアップすることができます。
本書では、第4章、第5章でその方法をお伝えしています。
脳はとても優秀で頼りになります。力を引き出してもらうのをいつでも待っています。
本書では、脳が勝手に働いてくれる方法をたくさん紹介しています。
それらを知ることこそ、皆さんが目標を達成する近道になると確信しています。
さあ、早速脳にまかせる方法を学んでいきましょう!
