【ノーカット】GMO熊谷社長が謝罪会見 脆弱性2年修正せず「謝罪響かない」「泣くくらいなら」 GMO熊谷代表会見、利用者は

【ノーカット】GMO熊谷社長が謝罪会見 脆弱性2年修正せず

侵入から2カ月気付かず…なぜ?“不正アクセス”から2週間 GMO代表が謝罪【報道ステーション】(2026年11月2日)

【リプレイ】GMO熊谷会長が会見「犯罪者にお金を払うことはしない」涙を流す場面も──ニュースライブ(日テレNEWS LIVE)

【超速報】謝罪会見で泣いても遅いです。GMOのサイバー被害は日頃の行いによる自業自得です

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「謝罪響かない」「泣くくらいなら」 GMO熊谷代表会見、利用者は

GMOインターネットグループの熊谷正寿グループ代表らは2日、都内で会見を開き、傘下のGMOインターネットが提供するクラウドサービスが不正アクセスを受けた問題を謝罪した。利用者らはどう受け止めたのか。

 会見で、熊谷氏は一連の被害を謝罪した上で、グループ内のサイバーセキュリティーの専門家から、システム上の課題を指摘されながら、反映できていなかったことを明らかにした。会見では熊谷氏が時折、涙を流す場面もあった。

 FX(外国為替証拠金取引)口座で身に覚えのない取引をされ、約600万円を失ったという神奈川県の会社員男性(44)は会見を受け、取材に対し「生活費がままならない人だっている。とにかくスピード感をもって早く補償してもらわないと。謝罪してもなかなか響くものはない」と話した。

 FXの不正取引の被害にはあわなかったものの、サービスを利用していたという神奈川県の公務員男性(24)は「ハッキングされたら困るので、バックアップ用の記憶装置を買うなど、本来使わなくていいお金を使う羽目になった。(欠陥について)グループ内で指摘されていたのになぜ放置したのか。会見で泣くくらいなら、修正する指示を早々に出せばよかったのではないかと思った」とコメントした。

 この日の会見では、熊谷氏が月額報酬の30%を12月支給分から3カ月返上するなど、役員計4人の報酬の減額が発表されたが、「軽すぎる。利用者の不安は計り知れないのに」と受け止めたという。

 GMOは不正アクセスを受けたクラウドサービス「お名前.comデスクトップクラウド」の利用者全員に一律5千円の見舞金を支払い、不正アクセスに基づく取引であると認めた場合、損失の全額を補塡(ほてん)する方針を示している。

 また、情報を公開された利用者への特別見舞金を支払うほか、懸賞金制度を設けて攻撃者の特定につながる情報の提供を呼びかけている。

 今回の問題では、10月20日にシステム内での不正なプログラムが確認され、21日からサービスを停止。利用者のFX口座などで身に覚えのない取引があった、との報告が相次いだ。

 攻撃者と見られる人物はGMOに5千万ドル(約79億円)を要求し、応じなければ顧客の情報を公開するなどと脅していた。GMOは支払いに応じず、攻撃者側は27日、顧客の情報と称する内容をインターネット上に公開した。

熊谷社長 涙も…思い語る GMO問題発覚後 初会見 2年前に脆弱性の指摘も 辞任問われ「放置したまま死ねません」

不正アクセス問題をめぐり、GMOの熊谷社長が2日に初めての記者会見を行い、情報を守れなかったと涙を浮かべて謝罪しました。

GMOインターネットグループ・熊谷正寿社長:

悪意に汚染されているインターネットを、このまま責任という名において放置したまま死ねません。

問題の発覚から約2週間。

GMOの熊谷社長が初めて公の場で思いを語りました。

GMOインターネットグループ・熊谷正寿社長:

システム上の課題の指摘を受けていたことも事実。お客さまをお守りすることができず、誠に申し訳ありませんでした。

“謝罪”から始まった記者会見は約3時間半にわたりました。

熊谷社長は、2年前にグループ内の会社からシステムの脆弱(ぜいじゃく)性を指摘されていながら、リスクの分析が甘かったことを認めた上で「23年前から私は自分が作ってきたインターネットが多くの方の笑顔に資する、安全で安心なインターネットになってもらいたいと心の底から思っておりまして」と、涙を浮かべ痛恨の表情で“犯罪者によるAI利用への危機感”にも言及しました。

GMOインターネットグループ・熊谷正寿社長:

AIは電気が通じている全てのものに組み込まれ、社会と生活の基盤になっていく。犯罪者たちがこの便利なツールを使い、皆さまの生活を、企業を、社会を脅かしている。犯罪者にお金を払うことはしない。彼らの最大の目的はお金です。

また、自身のXで「犯人の特定につながる有力な情報を入手した」と投稿していたことについて、犯人像を聞かれると「セキュリティーセグメントの高度な技術者、エンジニアたち、ホワイトハッカーによって一定量のデータを入手して、しかるべき機関に報告申し上げている。これ以上、私が捜査機関の邪魔となる発言はできない。私個人は今回の件に関して“お金以外にも動機がある”と思っている」と答えました。

――そもそもシステムの脆弱性を指摘されていたのになぜ対処できなかったのか?

GMOインターネットグループ・熊谷正寿社長:

情報報告の「基準」がある。今回の件は、結論私のところにはエスカレーション(報告)されていなかったというのが事実。エスカレーション(情報報告)の仕組みそのものも含めて、現在改善すべく議論をしているところ。

――もしその時点で熊谷社長自身がその事実を知っていたなら対応はできた?

GMOインターネットグループ・熊谷正寿社長:

“もし”の質問には回答するのは厳しい。申し訳ありません。

――今後、流出した個人情報が悪用されたりとか二次被害が考えられると思うが?

GMOインターネットグループ・熊谷正寿社長:

約款を盾にお客さまを守らない会社も多いでしょうけど、うちはそんな会社じゃないんで。お客さまのFXの直接的な損害に関しては、全額補償させていただく所存。二次被害に関しましては、今後社内で鋭意検討を進めたい。

今回の事態を受けてGMOは、熊谷社長など4人の役員の報酬について3カ月間、最大30%減額することを発表しました。

――結果責任という意味では今回の件はかなり重い。社長は辞任するつもりはないのか?

GMOインターネットグループ・熊谷正寿社長:

今、この悪意に汚染されているインターネットをこのまま責任という名において放置したまま死ねません。きちんとこれを人生かけて多くの方の笑顔に資するツールにしてから死なせてください。

GMOの不正アクセス問題を受けて、警視庁は約70人態勢の捜査本部を設置して捜査を進めています。

「命の砂時計」連呼のGMO会見──熊谷代表の発言にXではツッコミ続出

グループ企業のFX自動売買用VPS「お名前.com デスクトップクラウド」に対する不正アクセスを巡り、11月2日に記者会見を開催したGMOインターネットグループ。熊谷正寿代表が連呼したフレーズ「命の砂時計」が午後6時半ごろにはXのトレンドに入るなど注目を集める一方、同氏がAI技術の将来について語る一幕などに対しては「脈絡がない」「意味不明」といった意見もあり、同社への厳しい見方が少なくない。

会見は3部構成で、熊谷氏自身も質疑の中で「謝罪会見」と呼ぶ場だった。第1部では冒頭で熊谷氏が「お客さまをお守りすることができず、誠に申し訳ありませんでした」と謝罪して頭を下げ、GMOインターネットの幹部が不正アクセスの経緯などを報告した。一方、第2部では熊谷氏が「本件を通じて得た知見」として、AIの発展に伴うサイバー犯罪の脅威やグループの経営理念を約30分にわたって語り、目に涙を浮かべる場面もあった。

 「命の砂時計」というフレーズが使われ始めたのは、第3部の質疑応答の冒頭からだ。記者がなぜAIや経営理念の話に多くの時間を割いたのかを尋ねると、熊谷氏は「命の砂時計を何に捧げているのかというのが人生であり、私はインターネットとこのグループに捧げています」と答えた。第2部は、「私の命の砂時計はどこに向かっているのか」を理解してもらうための説明だったという。

 質疑ではほかにも、熊谷氏がすでに回答したとする内容を尋ねた記者に対し、「同じ回答をすると皆様の命の砂時計を無駄遣いします」と述べ、別の質問をするよう求める場面もあった。

 「命の砂時計」は、熊谷氏が以前から使ってきた言葉だ。5月28日にはXで「時間は命。命は夢のためにある。命の砂時計は、夢だけに注げ。」と投稿。9月18日には、AIで自作したアプリ「夢が、かなうCockpit」を「『命の砂時計』を夢だけに注ぐためのツール」と紹介している。会見では、限りある自身の時間をインターネットとグループに注いできたことを伝える言葉として用いた。

「夢」は無限、「時間」は有限。

時間は命。命は夢のためにある。

命の砂時計は、夢だけに注げ。

一秒も無駄にせず、一事に狂え。

by GMO熊谷正寿

SNSでは、会見中からこのフレーズに反応する投稿が相次いだ。Xでは「命の砂時計何回言うねん」「命の砂時計ワロタ」といった投稿のほか、今年の流行語大賞に推す声や、残業などで過ごした時間を「命の砂時計」の無駄遣いになぞらえる投稿も見られた。会見そのものに対して「趣旨がよく分からなかった」「意味不明だった」という声も多く、「命の砂時計を無駄にした」と、会見を見て時間を浪費したと皮肉る声もあった。

熊谷代表自身もSNS発信見直し

 質疑では、熊谷氏自身のXでの発信にも質問が及んだ。熊谷氏は10月27日、警視庁が捜査していると伝える報道を引用し、国際刑事警察機構(ICPO)にも相談済みだとXに投稿。ICPOのロゴを背景にした笑顔の自撮り写真を添えていた。28日には、東京大学で予定していた講義を「お約束通りきちんと講義してきましたよ」と報告し、東大の看板の横で笑う写真を投稿。Xでは「不謹慎」との批判が集まり、熊谷氏は29日に謝罪していた。

会見で熊谷氏は、写真には脅迫に屈しない姿勢や、ICPOに報告したことを犯人に示す意図があったと説明。そのうえで、被害者の感情を刺激するのは当然で、「100%自分が悪い」と謝罪した。被害者の家族構成を巡る投稿のリポストも「明らかに私の判断ミス」と述べた。

 個人の発信を控えるべきではないかと記者が尋ねると、熊谷氏は、犯人に新たな動きがないことを前提に、会見の総括を発信したうえでXを一定期間休止すると表明した。

 辞任の考えを問う質問には、「(インターネットを)人生かけて笑顔にするツールにしてから死なせてください」と答えた。辞任を否定したのかと重ねて確認した記者には、「先ほど私が申し上げた通り」と述べるにとどめた。

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