「千鳥饅頭」の千鳥屋本家が破産手続きへ 民事再生廃止、22億円負債・親族支援も権利問題で頓挫

「千鳥饅頭」の千鳥屋本家が破産手続きへ 民事再生廃止、22億円負債・親族支援も権利問題で頓挫

銘菓「千鳥饅頭(まんじゅう)」などで知られ民事再生法を申請していた菓子製造販売「千鳥屋本家」(福岡県飯塚市)が、福岡地裁から再生手続きの廃止決定を受けたことが28日、分かった。東京商工リサーチ福岡支社によると、決定は13日付で、破産手続きに移行する見込み。店舗は28日現在、通常通り営業を続けているという。

同支社によると、千鳥屋本家は飯塚市や福岡市・天神に本店を構え、福岡県を中心に約40店を展開していたが、物価高などを背景に資金繰りが悪化。関連3社を合わせて総額約22億7270万円の負債を抱え、今年2月に民事再生法の適用を申請していた。

同じルーツで親族が経営する「千鳥屋宗家」(兵庫県西宮市)が支援に乗り出したが、権利関係の問題などで手続き廃止に至った。

 千鳥屋本家は1630年創業の「松月堂」が起源で、のれん分けで2005年に設立。菓子「チロリアン」などを販売する「千鳥饅頭総本舗」(福岡市)は親族が経営する別会社で営業などに影響はないという。

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