プログラミング言語「PHP」に重大な欠陥発見…乗っ取りや個人情報漏えいの恐れ すでに予防的に一部停止 世界のWebサイト7割使用か 政府が迅速対応呼びかけ

プログラミング言語「PHP」に重大な欠陥発見…乗っ取りや個人情報漏えいの恐れ すでに予防的に一部停止 世界のWebサイト7割使用か 政府が迅速対応呼びかけ

世界中のウェブサイトで使われているプログラミング言語に重大な欠陥が見つかりました。不正アクセスが増加する可能性もあり、政府も迅速な対応を呼びかけています。

政府の国家サイバー統括室などが注意喚起をおこなっているのは、プログラミング言語「PHP」の脆弱性です。

全世界のウェブサイトのおよそ7割で使われているとされるプログラミング言語ですが、PHPは21日に重大な欠陥が発見されたと発表。サイバー攻撃でサイトが乗っ取られたり、情報が盗み出されるリスクが高まっています。

日本ハッカー協会 杉浦隆幸 代表理事

「攻撃が成功しますと、サーバーを乗っ取ることができるほか、データを盗んで、さらに暗号化することも可能ですし、破壊することも可能となります。情報漏洩は当たり前のことながら、ランサム攻撃のように暗号化されて身代金を請求される可能性も高いと思っております」

国内でもすでに一部の会社がWEBサービスを予防的に停止するなどの対応を始めています。

PHPは日本時間の21日午後11時に安全対策のための修正プログラムを公開する予定で、国家サイバー統括室も「可及的速やかに適用できるよう準備をお願いします」などと迅速な対策を呼びかけています。

プログラム言語PHPに重大欠陥 ウェブ7割で使用、攻撃の恐れ

経済産業省が所管する独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)は21日、ウェブページに使われているプログラミング言語「PHP」にシステムの重大な欠陥に当たる脆弱性が見つかったと発表した。同日深夜に公開された修正プログラムでの速やかな対応を企業などに求めている。サイバー攻撃の恐れがあり、銀行などは一部サービスを停止した。高市早苗首相は、対応が難しい場合、サイトの一時停止もリスク低減の有効策の一つだとXに投稿した。

 PHPは、主に利用者の操作に応じて情報を探し、回答するためのプログラミング言語で、欧州系の調査機関によると、世界のウェブサイトの69.3%で使用されている。PHPの開発団体が日本時間の21日未明までに「重大な脆弱性が2件見つかった」と発表。担当者は修正プログラム公開後、「アップデートのみが唯一の安全な選択肢だ」とウェブ上でコメントした。

 パッチと呼ばれるプログラムによる改修が必須となる。国家サイバー統括室(NCO)は、適切な対応がなければ「サイトなどが侵害を受ける可能性がある」と警告した。

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