ソニーは次世代据え置き機「PlayStation 6」、携帯ゲーム機「PS6 Portable」は約8インチ画面、内蔵SSD+高速SDカードか。足りない容量は「自腹で増設」?

新型PSPは約8インチ画面、内蔵SSD+高速SDカードか。足りない容量は「自腹で増設」?

ソニーは次世代据え置き機「PlayStation 6」と並行して、携帯ゲーム機「PS6 Portable」、いわゆる新型PSPを開発中だと、複数の情報源が伝えてきました。なお、どちらについてもソニーが公式に名前を挙げて正式発表したことはなく、今のところ非公式情報に過ぎません。

そして据え置き機のPS6は、メモリをはじめとする部材コストの高騰により、希望小売価格は1000ドルを下回らないと見られています。そのため、おそらく相対的に安価で、PS4/PS5タイトルに対応し「家ではドック経由で大型テレビに表示、外では内蔵画面で遊べる」とされる新型PSPに注目が集まっています。

そんな新型PSPについて、搭載プロセッサーや消費電力、さらに「Switch 2のような内蔵ストレージ+SDカードスロット」構成になるなど、さまざまな新情報が伝えられています。

ゲーム専用機やPC向けGPUのリーク情報で知られるYouTubeチャンネル「Moore’s Law Is Dead」(MLID)は、ValveのポータブルゲーミングPC後継機「Steam Deck 2」の噂話を軸としつつ、その合間に新型PSPについても触れています。

まず、PS5標準モデル向けに導入された省電力モードやAIアップスケーリング技術「QSSR」に関連して言及。この組み合わせは、「現行の無印PS5上で、消費電力と処理能力を抑えながら、グラフィックの見た目はきれいに保つ」ものです。

もしゲーム側が新型PSP向けに最適化されていなくても、これをベースとしつつ、携帯機側のPSSR3(未発表のAIアップスケーリング)を活用することで、通常PS5以上の画質で動作させられるのではないかと推測しています。

そして搭載プロセッサーについては、「新型PSPはより高価だが電力効率に優れるTSMC N3P製造ノードを採用。一方、据え置きPS6はTSMC N3Cノードを採用する」と情報筋から聞いたとのこと。ソニーがあえて割高なN3Pを使うのは、非常に高い電力効率を求めつつ、「30Wを食うような馬鹿でかいレンガ」にしたくないからだとの趣旨を語っています。

また、新型PSPのサイズはPS Vitaほど超小型にはできないといいます。PS4およびPS5タイトルが遊べる前提のため、画面が小さすぎると文字が潰れて読めなくなるからです。7インチ未満は厳しく、少なくともSwitch 2と同等の8インチ程度になる見通しとされています。

今回の注目ポイントは、内蔵ストレージと拡張ストレージの話です。約2年前の新型PSPの設計ドキュメントを確認したところ、SDカードスロットとSSD用のNVMeポートの記載があったとのこと。たとえば内蔵SSDに加えて、最新の高速SDカード規格でストレージを拡張できるのではないかと推測しています。

具体的には、コストの高い内蔵SSDを大容量にする代わりに、SDカードから一部データを内蔵SSDへ高速転送・キャッシュして遊ぶ。あるいは、PS4ゲームならSDカードから直接起動できるようにし、PS5タイトルでは速度認証制を採用して、転送速度が遅いSDカードを弾くというアプローチも現実的ではないかとしています。つまり、これらはあくまで「そうなるかもしれない」という域を出ません。

ここでいう高速SDカードとは、おそらくSwitch 2でも採用されたmicroSD Express規格を指しているのでしょう。もっとも、microSD Expressも決して安い買い物ではなく、任天堂ライセンス製品の512GBモデルは約3万円もします。

MLIDがはっきりそう述べたわけではありませんが、ユーザーが買いやすい本体価格を実現するため、内蔵ストレージの容量を少なめにしておき、足りなくなったら自腹で増設してもらう――そんな世知辛いアプローチになるのかもしれません。

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