米・任天堂、スイッチ海賊版を巡る訴訟で勝訴し約7億1千万円の賠償命令―住所が確認され応答しなかった配布サイト運営者に
米任天堂が、スイッチ向けゲームの海賊版配布サイトを運営していたとする「Archbox」ことJames Williams氏に起こした訴訟で、アメリカ・ワシントン州西部地区連邦地方裁判所は9月23日、同氏に450万ドル(約7億1千万円)の損害賠償を命じる判決を下しました。
2024年から続く訴訟に判決
これまで米任天堂では、2024年6月にWilliams氏が複数の海賊版配布サイトの運営・管理を行う中心人物だったとして同氏を提訴。対象となったサイトは合計4つとなっています。
海外メディアGame Fileの2024年の報道によると、任天堂側は「Archbox」名義のオンライン上の投稿を調査。同氏とWilliams氏名義の任天堂アカウントを結び付け、修理受付の記録から住所を確認したといいます。
その後、Williams氏は訴訟に必要な応答をせず、任天堂は2025年10月、450万ドルの賠償や海賊版の配布差し止めなどを求めて申し立てを行い、今回の判決でそれが認められた形となります。
Aftermathの2026年9月24日の記事によると、判決では450万ドルの賠償に加え、Williams氏が運営・管理する海賊版配布ショップへのアクセス停止も命令したとのこと。また、裁判記録からは海賊版ゲームやコピーガード回避用ソフトの配布を禁じ、配布に使われたSNSアカウントなども停止対象となったことが確認できます。
なお、任天堂は直近で、違法に海賊版ソフトをサーバー上に保管していたというフランスのファイル共有会社との訴訟、アメリカでの海賊版ゲームの配信を巡る訴訟にも勝訴。そして今回、2024年の提訴から約2年にわたる4つのショップへの関与を巡る訴訟にも、一つの区切りがついています。
