「VLC media player 3.0.24」が公開 ~130件を超えるセキュリティ修正

「VLC media player 3.0.24」が公開 ~130件を超えるセキュリティ修正

仏VideoLAN Projectは9月22日(現地時間)、「VLC media player 3.0.24」を正式公開した。1月に公開された「v3.0.23」以来、約8カ月ぶりのアップデートで、「3.0 Vetinari」シリーズとしては25番目のバージョンとなる。

 本バージョンでは、「VLC」本体と同梱ライブラリで130件を超えるセキュリティ修正が実施された(セキュリティアドバイザリはリリースから数日後に更新される予定とのこと)。以下の改善も含まれており、できるだけ早くアップデートしておきたいバージョンと言える。

・「FFmpeg」を4.4から8.1.2へアップグレード

・サードパーティ製ライブラリ49本を更新

・「ATRAC3」「ATRAC9」のデコードに対応

・MP4での「CEA-708」クローズドキャプションに対応

・SRTのリスナーモードと、SFTPの公開鍵認証オプションを追加

・夏時間(DST)の切り替え時にWindows版の起動が遅くなる問題を修正

・Windowsで「NV12」のDirectShowキャプチャーに対応

・Windowsでの音声のクラッシュと、Direct3D11の描画の問題を修正

・macOS 26以降での「AudioToolbox」MIDIシンセサイザーのクラッシュを修正

・「Qt 6」とRISTのサポートを改善

・字幕の言語判定と、WebVTTの扱いを改善

 そのほかにも、アップデートの検証に用いる鍵が「RSA-4096」の新しいものへ切り替えられた。また、「RealRTSP」プラグインの提供を終了。NPAPI版のブラウザープラグインと、動作しなくなっていた「YouTube」用の「Lua」スクリプトが削除されているとのこと。

 デスクトップ版「VLC media player」は、オープンソースで開発されているマルチプラットフォーム対応のメディアプレイヤー。わざわざ追加のコーデックを導入しなくても、幅広いファイルフォーマットに対応しているのが魅力だ。

 対応OSはWindows/Mac/Linuxなどで、現在「videolan.org」から無償でダウンロード可能(寄付歓迎)。Windowsデスクトップ向けは窓の杜ライブラリからも入手できる。v3.0.23からはARM64環境でのネイティブ実行も可能だ。

 なお、自動アップデートはまだ始まっていない模様。最新版を入手するには、公式サイトからダウンロードする必要がある。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏