「自動運転なんて、エンジンでもハイブリッドでもできるでしょ」
このコメントたくさんいただきます。
今どきのエンジンはコンピューターで緻密に制御されてるんだから、AIが運転できないわけがない—直感としては自然です。
でも、世界を見てください。アメリカのWaymo、中国のApollo GoとPony.ai、イギリスのWayve、日本のe-PaletteとTier IV。街なかを無人で走り回るロボタクシーは、一台残らず全部EVです。エンジン車は、一台もありません。
EV普及率たった2%の日本ですら、自動運転だけはEVに収束する。
なぜでしょうか。
今日の結論は「レベル4は、パワートレインの選別装置である」。
自動運転を成立させようとすると、その要求が、エンジンを構造的に締め出し、トヨタお得意のストロングハイブリッドすら窮地に追い込む。これは日本だけの話ではなく、世界中で同じ答えに収束しています。
理由は一つじゃありません。技術・認証・運用——この3つの「関門」を、それぞれのパワートレインがどう通り抜けられるか(あるいは脱落するか)。国(経産省)の最新資料を一枚ずつ開きながら、徹底的にほどいていきます。
※ ハイブリッドは「ストロングHV(エンジンも走る)」と「シリーズHV/PHEV(エンジンは発電だけ)」で運命が分かれます。この違いが今日のカギです。
