LINEのショート動画サービス「LINE VOOM」終了へ 「GYAO!」「LINE LIVE」終了後の経営資源の集中先、約5年で幕

LINEのショート動画サービス「LINE VOOM」終了へ 「GYAO!」「LINE LIVE」終了後の経営資源の集中先、約5年で幕

コミュニケーションアプリ「LINE」内の動画プラットフォーム「LINE VOOM」が、9月30日(水)をもってサービスを終了する。

終了予定時刻は同日11時ごろ。サービス終了後は、新たな投稿や他ユーザーの投稿の閲覧に加え、自身が投稿したデータの閲覧/復元もできなくなる。

LINEは発表で終了の理由について「サービス提供体制の見直しおよび体験価値の再編」に伴うものと説明している。

「LINE VOOM」の写真や動画は終了前にバックアップを

「LINE VOOM」は、「LINE」アプリ内でショート動画や画像、テキストなどを投稿/閲覧できるサービス。

前身となる「タイムライン」を刷新するかたちで、2021年11月に提供を開始した。ユーザーの閲覧傾向に応じて動画を表示する「おすすめ」や、フォローしたクリエイターの投稿を確認できる機能などを展開してきた。

サービス終了後は、「LINE VOOM」に投稿されたテキスト、写真、動画にアクセスできなくなる。

個人ユーザーの投稿については、専用ページからバックアップを申請し、データをダウンロードすることが可能。ただし、「LINE」公式アカウントから投稿されたデータはバックアップの対象外となる。

あわせて、「LINE VOOM」に付随するストーリー、バースデーカード、フォロー/フォロワー機能も提供を終了。サービス終了後もフォロー/フォロワーの情報を受け取りたい場合は、友だち追加が必要となる。

一方、「LINE」公式アカウントが投稿した一部のコンテンツについては、終了後も「LINE」アプリ内の「ホーム」タブで閲覧できるという。

「GYAO!」終了から約3年半、経営資源の集中先だった「LINE VOOM」も幕

「LINE VOOM」の終了を巡って思い出されるのが、無料動画配信サービス「GYAO!」だ。

Zホールディングス、Z Entertainment、ヤフー、GYAO、LINE(いずれも当時は2023年3月、映画やアニメ、ドラマなどを無料配信していた「GYAO!」を終了。

当時の発表では、成長を続ける縦型ショート動画市場を強化するため、「GYAO!」の運営リソースを「LINE VOOM」へ集約すると説明していた。

同時期にはライブ配信サービス「LINE LIVE」も終了しており、グループの動画関連事業を「LINE VOOM」に集中させる方針が示されていた。

しかし、2025年9月には「LINE」アプリ下部の「VOOM」タブを廃止。ECサービスへ接続する「ショッピング」タブへの置き換えが順次進められた。

「GYAO!」の終了からおよそ3年半で、経営資源の集中先だった「LINE VOOM」もサービスを終えることになる。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏