エレコム、日常を彩るデザインの卵型Bluetoothマウス「EGG MOUSE」。創業40周年記念の新モデル

エレコム、日常を彩るデザインの卵型Bluetoothマウス「EGG MOUSE」。創業40周年記念の新モデル

エレコムの創業40周年を記念したコンパクトなワイヤレスマウス「EGG MOUSE (M-EGG40BBXSS)」が登場。カラーはブラック/ホワイト/ティールブルー/コーラルピンク/イエローの5色で、想定店頭価格は4,980円。

 発売は7月中旬予定。先駆けて二子玉川 蔦屋家電での実機体験・先行予約と、エレコムダイレクトショップでの先行予約がスタートしている。

■ 卵型マウスがエレコム40周年を記念してリニューアル

 EGG MOUSEは、卵型の形状が特徴のコンパクトなBluetooth接続ワイヤレスマウス。

 1988年に発売された初代「EGG MOUSE」を皮切りに、2008年発売の「OPTICAL EGG MOUSE」、2016年発売の「EGG MOUSE FREE」と、節目ごとにリニューアルされてきたEGG MOUSEシリーズの最新モデルにあたる製品。

 手のひらに収まるコンパクトサイズと、持ち運びやすく利き手を選ばないシンメトリーな形状で、指先操作がしやすく細かな作業も快適に行えるとする。

 マウス本体は樹脂製で、専用のシリコーン製カバー「ソフトシェル」が付属。凹凸がなく滑らかで、しっとりとした手触りになるよう特別な仕上げを施すことで、継ぎ目を感じさせずまとまりのある外観を実現したという。

 ソフトシェルは本体カラーに合わせた1色と、色味の異なる1色が付属しており、シーンに合わせた着せ替えが可能。水洗いも可能で清潔に保てるほか、本体を傷や汚れから守る保護カバーとしても機能する設計。

 「絵になる、まいにちを。」という新コンセプトのもと、仕事道具としてのマウスでありつつ、機器らしさを抑えた佇まいを目指しデザインしたとする。

 製品化は未定ながら、形状違いのソフトシェルやカラーバリエーションの追加なども検討されているとのこと。

 ボタンはメイン2ボタン+ホイール&ボタンに加えて、ファンクションボタンを搭載。「エレコム マウスアシスタント」から「戻る」機能のほかジェスチャー機能やコピー機能など、好みの機能を割り当てられる。

 いずれのボタンも、場所を気にせず使えるという静音設計も特徴。

 接続はBluetooth Low Energyで、最大3台のマルチペアリングが可能。センサーはBlue LED式で、読み取り解像度は1,000DPI。

 電源は単4形乾電池×1。アルカリ乾電池使用時の電池寿命は最長約12カ月。

 本体サイズは約53×70×46mm、ソフトシェル装着時は約55×71×47mm。重量(電池除く)は本体が約40g、ソフトシェル装着時が約50g。

懐かしの「タマゴ型マウス」が現代仕様にアップデート エレコム創業40周年モデルの4代目「EGG MOUSE」は10色の着せ替え対応で4980円

エレコムは6月30日、同社を象徴する製品の1つである「EGG MOUSE」の新型モデルを発表した。これは、創業40周年モデルとなる製品だ。

 7月中旬の販売開始を予定しており、予約はエレコム公式ダイレクトショップで6月30日正午から7月13日午後11時59分まで受け付ける。カラーバリエーションは10種類で、エレコム公式ダイレクトショップでの販売価格は4980円となる。

 これに先立ち、都内で製品発表会が開催された。発表会ではEGG MOUSEの開発秘話や40周年記念モデルの選定理由などが語られた他、開発中の試行錯誤が垣間見えるモックアップも展示された。

エレコム創業40周年モデルとなる4代目の「EGG MOUSE」

 EGG MOUSEは、見た目と名称通り、タマゴ型の小型マウスだ。接続はBluetooth方式で、最大3台の接続先を切り替えられる。

 左右ボタンとマウスホイール、カスタマイズ可能なファンクションボタンの計4ボタン仕様で、いずれも静音仕様となっている。電源は単4形乾電池1本で、本体裏面には電源スイッチがある。アルカリ形乾電池を使った際の駆動時間は、メーカー公称値で最長12カ月だ。

 電波到達距離は最長10m、センサーはBlueLED、センサー分解能は1000DPI固定、サイズは約53(幅)×70(奥行き)×46(高さ)mmで、重量は約40gだ。付属のソフトシェル(シリコン製カバー)装着時は、それぞれ約55(幅)×71(奥行き)×47(高さ)mm、約50gとなる。

 カラーバリエーションはブラック(付属のソフトシェルはブラックとネイビー)、ホワイト(ホワイトとグレージュ)、ティールブルー(ミントとティールブルー)、コーラルピンク(ピンクとコーラルピンク)、イエロー(グレーとイエロー)だ。本体は5つのカラー展開だが、付属のソフトシェルで10色展開を実現している。

 発表会で登壇した同社 商品開発部 ペリフェラル課 課長の古畑義矢さんが、なぜ40周年モデルとしてマウス、しかもEGG MOUSEを選定したのかについて「PCの付属品に過ぎず、使いやすさが考慮されていなかったマウスを、デザインや使いやすさも考えて開発し、マウスと会社の認知拡大につながったのが、1988年に発表した“初代”EGG MOUSEだった」と経緯を語った。

 同社の創業から2年後の1988年に初代EGG MOUSEを発売して以降、20年後の2008年に「OPTICAL EGG MOUSE」を、創業30周年となる2016年には軽量化を図った「EGG MOUSE FREE」を、そして40周年となる2026年に本製品を発表した。

「絵になる、まいにちを。」 エレコムの原点から生まれた新コンセプト

 同社はEGG MOUSEシリーズ以外にも、数々のユニークなデザインの製品や、高性能な機能を持つマウスを開発してきた。

 「当社はユニークなモデルや、使いやすく人に寄り添う誠実な物作りをしてきた」と古畑さんは語る。そして、それがエレコムの原点であり、これから先へとつながるものだと強調した。

 PCからスマートフォンの時代を経たこと、またエレコム自体がライフスタイル家電を取り扱うようになったことから「“Around the PC”から“Beyond the Digital”、そして“Better Being”へとパーパスを時代ごとに変更してきた」と古畑さんは述べ、「世の中にない良いものを生み出すというユニークな発想と人に寄り添う物作り、そして仕事を超えて暮らしを豊かにする製品ということで、今回のEGG MOUSEのプロジェクトがスタートした」と、開発に至る経緯を解説した。

働き方の変化に寄り添うデザインと機能性

 デザインを担当した吉井さんは、新型EGG MOUSEのコンセプトを「絵になる、まいにちを。」というものだと説明する。

 それには、ハイブリッドワークの普及が背景にあり、使っているとき、持ち運んでいるとき、使わずに置いているときであっても、日々のシーンを彩るものを作りたいという思いがあった。

 タマゴ型を選んだ理由について吉井さんは、「タマゴは誰もが手にしたことのある形状で、手になじみが良い。指先の操作にも適しており、直感的で使いやすい。自然が生み出した造形のため、美しく、インテリアのオブジェクトやアートピースのようなたたずまいがある。コンパクトでいつでも暮らしに寄り添いやすい」と説明した。

 特に重視したのは触感で、ABSやポリカーボネート製の本体にシリコン製カバーを付けることにした。これにより、よりタマゴのような継ぎ目のないデザインを実現しつつ、グリップ性の向上や本体を傷や汚れから守ることができるようになった。

 さらにカラー展開を多くすることで、ユーザーのライフスタイルに合わせやすくした。

 小型ボディーながら、4ボタンを採用することで指先での操作性を高めた。というのも、4つ目のボタンであるファンクションボタンとマウスの動きを組み合わせた「ジェスチャー機能」を専用ユーティリティーの「エレコム マウスアシスタント」で設定できるからだ。

 「ボタン数以上に、さまざまな使い方のデザインを行えるようにした」と吉井さんは語った。

デザインとサイズの制約を乗り越えて開発

 継ぎ目がなく、手になじむサイズと形のタマゴ型という、シンプルなデザインだからこそ苦労した点もある。そんな開発秘話を語ってくれたのは同社の筒井さんだ。

 筒井さんは、「意匠のみに優れた製品ではなく、多くの人に手に取っていただき、暮らしに取り入れてもらえないと意味がない。そのためには、手に取りやすい価格帯にする必要がある」と考え、継ぎ目のないデザインを実現すべくボディーの二色成形やタッチセンサー搭載を考えたが、それでは価格が高くなりすぎてしまう。

 そこで開発時に注力したのが、「指先に収まるコンパクトサイズ」と「一切継ぎ目のないデザイン」を実現させるということだった。

 コンパクトサイズを維持するのに最も困難を極めたのが、乾電池の収納方法だ。収納方法によっては、基板や内部機構に接触してしまうからだ。

 そこで考え出したのが、「3次元的な電池の配置」だ。縦方向にも横方向にも角度を付けて配置することで、内部の基板や機構との接触を避けられる。トップケースを着脱式にすることで、取り出しやすい機構も実現した。

 次に直面したのが、どのように基板を配置するかという問題だった。基板をスイッチ用とセンサー用で2枚用意するとコストがかさむ。

 コンパクトなサイズを維持しつつ、コストを抑制するために考え出されたのが、「空中に浮かせるホイールホルダー」と「特殊なスイッチ機構」だ。これには支えが必要だが、3次元的に配置した電池の収納部分が役立った。

 継ぎ目のないデザインを実現すべく採用したのが、前述のシリコン製カバーだ。これにより、継ぎ目のない滑らかな表面を、コストを抑えつつ実現した。

 とはいえ、本体とカバーがそれぞれABS樹脂とシリコンという異なる素材のために、調色で苦労することになった。製品に付属するシリコン製カバーは、本体と同じ色のものと、近い色の2パターンだが、同じ色を作り出すために「中国の工場に1週間缶詰になった」と筒井さんが振り返る。

 シリコン製カバーを採用したことによる副産物も生じた。例えば、厚みを出すことでLサイズにする、突起をつけることでエルゴノミクスデザインにするなどのバリエーションを作ることができるというものだ。これらについては明確な製品化予定がなく、筒井さんは「その可能性がある」と言及するにとどまった。

 電力を乾電池にすることとカバーを使うことで、本体の劣化を防いで長く使えるようになった。

 最後に筒井さんは「世にないものを生み出すユニークな発想と人に寄り添った真摯(しんし)な物作りという、当社が40年間培ってきた製品開発の哲学を象徴する製品になったのではないか」と力強くアピールした。

“ツルン”と“ガッチリ”が融合した手になじみやすい新感覚のマウス

 発表会場には新旧EGG MOUSEに加え、完成品に至るまでのモックアップや色合わせの見本なども展示されていた。

 4980円という価格ながら、ユーティリティーソフトのエレコム マウスアシスタントに対応しているところがうれしい。発表会では短く紹介されていた「ジェスチャー機能」は、ファンクションボタンを押しながら、上下/左右に動かすという4種類だけでなく、左回りや右回りに円を描くといったジェスチャーにも機能を割り当てられる。カスタマイズのしがいがありそうだ。

 このツルンとしていながら、ガッチリとしたホールド感を実際に試したいという人もいることだろう。同社は6月30日に二子玉川 蔦屋家電「蔦屋家電+」で先行展示と先行予約をスタートする。

 ここでは手触りや使い心地を試すだけでなく、気に入ればその場で先行予約を行うことも可能だ。

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