3列シートで6人乗車も! 極上オーディオ完備のベンツ「GLE」が家族持ちにもぶっ刺さる3つの理由

3列シートで6人乗車も! 極上オーディオ完備のベンツ「GLE」が家族持ちにもぶっ刺さる3つの理由

昨年から今年にかけて、色々なメルセデスに試乗しました。価格に関係なく、お気に入りは? と尋ねられたら、不肖は「Cクラス」と「GLE」と答えるでしょう。特にGLEは、試乗イベントでしか乗ったことがなかったので、改めて試乗車を借りて乗ったところ、試乗イベントではわからなかった、わかったことが見えてきたので、報告します!

【ベンツ「GLE」に試乗してわかったこと その1】

大きいと思っていたがここまで大きいとは思わず

 GLEは全長4955×全幅2020×全高1795mmと、かなり大柄の3列シートモデルです。外でみると「大きいなぁ」と思いますが、乗ってみると車内が広く、誰もが「やっぱ、このくらいの大きさがないとね」と手のひら返しすることでしょう。最近はこのサイズのSUVが増えていて、実際に試乗すると「SUVは大きければ大きいほど正義」と思ったり。そんなラージサイズSUVの中で、GLEは使い勝手がよく、視界が広くて運転しやすいクルマでした。

 中でも3列目が狭いとはいえ、6人乗車ができるのもポイント。大人が座ると体育座りにはなりますが、子どもなら全然問題ナシ(身長にもよりますが)。USB充電端子やドリンクホルダーがシッカリ用意されていますから、乗車中に「充電させて」「のど乾いた」とグズることもなさそうです。実にイイではありませんか!

 子どもがいなくても、たとえば家族と親戚・友人で出かける。会社の人を乗せて営業に行くといった場合でも、この3列目は使えそう。自動車という乗り物は、購入前に想定していなかった使い方を求められることが多いので、普段は広い荷室として使え、年に数回3列目に人を乗せる。そういうシーンに3列SUVはとても都合がよく、中でもGLEは「細かいところまでよくできているなぁ」と感心するわけです。

 ということで、ルンルン気分で運転していた筆者。ですが想定内の問題が起きました。

 上の写真を御覧ください。時間貸駐車場に停めようとしたら、車庫枠ギリギリではありませんか。2mという車幅は、日本(というより都内)の車庫枠には大きすぎるのです。車庫枠が小さいと、ロック板にホイールが擦れそうになったり、隣のクルマにドアパンチしそうになったり(されそうになったり)。当然、隣のクルマが近いと車両が警告音を発します。ルンルン気分は一転してイライラMAXです。

 何が言いたいのかというと、大きなクルマを都内で乗ると、駐車枠によっては苦労が待っているということ。でも、クルマは悪くありません。悪いのは狭い駐車枠です。最近は大きなクルマが増えているので、枠を拡大してほしいですね。

【ベンツ「GLE」に試乗してわかったこと その2】

車内空間がマジで極上! 音もイイ

 色味のせいもあるでしょうが、どこかアメリカンな感じのインテリアにも好感です。最近のメルセデスはスポーツテイストが強いのですが、オッサンにはこういう感じの方が好みです。室内イルミネーションもメルセデスにしては控えめ。落ち着いた大人の雰囲気が漂います。

 クルマの価値は、移動中どのように過ごせるかが重要だと思います。運転して楽しいスポーツカーも、移動が快適なリムジンも、その価値に自分と折り合いをつけて対価を支払っているわけです。その中のひとつに、不肖は「音」があると思っています。運転中、お気に入りの音楽を聴くことが多いと思います。その音がよければ、運転はさらにルンルン気分になること間違いナシです。

 そんなGLE(というより、多くのメルセデス)には、ドイツのハイエンドオーディオブランド「ブルメスター」のシステムが搭載されています。音がイイとか悪いとかは好みの話になってしまいますが、真っ当な音であることは確か。なにより先進的なのです。

 何が先進的なのかというと、おそらく日本で初めて、ドルビー・アトモスに対応しているのです。それって何? というと、いわゆるサラウンド再生です。写真に写っているマライア・キャリーの代表曲の場合、ボーカルとリズムは前から、コーラスと演奏隊は後ろから聴こえるのです。これが結構面白く、新しい音楽的発見があるのです。

 やり方はカンタン。スマホをテザリングモードにして、車両とワイアレス接続。次に車内アプリ「Apple Music」を使うだけ。自宅で本格的なドルビー・アトモス環境を構築しようとすると、結構なお金がかかったり、調整が大変だったりしますが、メルセデスなら最初から本格システムができています。まさに移動する最新リスニングルームなのです。

【ベンツ「GLE」に試乗してわかったこと その3】

パワートレインのデキがイイ!

 3L 直列6気筒ターボ型という、トルクフルなディーゼルエンジンを搭載するGLE。これが実に見事なエンジンなのです。何がイイって、ディーゼルエンジンとは思えないほどの静かさと振動の少なさ。「ディーゼルってガラガラ言うでしょ」というのは過去の話。メルセデスのディーゼルは静かで振動が少なくて、ガソリンエンジン車との違いが分からないほどなのです。

 ワインディングロードを走って気持ちがイイというのは試乗時にもわかっていたのですが、感心したのは渋滞時。ディーゼル車の中には、超低速時にはガクガクっとした動きをするモデルもあるのですが、GLEはそのようなことはありません。こんなに滑らかなの? と目からウロコ。

 それにトルクが太いこともあってか、アクセルをほとんど踏む必要がありません。ちょっと踏んで、あとはブレーキに足を添える程度。ドライバーは好きな音楽を聴きながら「渋滞おわんねーかなー」と思うだけです。まさにオトナの余裕。これはGLCにはないポイントといえます。

【まとめ】1000万円超という価格を乗り越えてでも欲しくなる

 高級車であるメルセデスは良くて当たり前と期待する部分があります。その期待に応えるばかりか、さらに上を行く満足度があるGLE。確かにデカいですし、駐車場で難儀することもありました。でも、それ以上にクルマのデキがイイのです。1000万円を超える金額は、相当な覚悟がないとというのも事実ですが、乗ったらきっと「俺、ちょっと頑張ってみようかな」と思うかもしれません。ということで、頑張って働きたいと思います。

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