「FF7リメイク」シリーズ第3弾「リベレーション」発売 大作ソフトの再構築 三つの注目点
スクウェア・エニックスの人気ゲーム「ファイナルファンタジー7」の「リメイク」シリーズ。最終作で第3弾となる「ファイナルファンタジー7 リベレーション」が2027年春に発売されると発表されました。ニンテンドースイッチ2やPS5、Xbox Series、PCに対応予定です。
FF7の「フルリメイク」が発表されたのは2015年6月で、10年以上を費やしています。大作ソフトを今の技術で再構築し、実質的に新作として出すプロジェクトについて、三つの注目点を挙げてみます。
星全体が舞台となる本作では、シームレスにつながるオープンワールド(略)「ミディール」「ウータイ」などの新エリアも
出典:インサイド 2026/6/6(土)
発売前は、名作の大幅なリメークに加え、今回1回では完結しない分作方式、1万円近い強気の価格設定などに批判も
出典:河村鳴紘 2020/4/25(土)
エキスパートの補足・見解
一つ目は、超大型タイトルを開発する難しさです。「FF7リメイク」シリーズは、発表時は注目を集めました。しかし、元々1本のソフトを3分割して出すことでコスト回収の利点はあるものの、ファンの熱量持続という課題があります。第1弾は発売3日間で350万本以上を売るなど好調でした。しかし第2弾はゲーム内容に対する評価は高いものの、発売本数は伏せられました。そのため、第2弾は想定通りに売れなかったのでは?と指摘されました。第3弾での売れ行きも引き続き注目です。
二つ目は、最初からマルチプラットフォーム展開をすることです。第1・2弾はソニーのゲーム機で先行販売をしたわけですが、売り上げの最大化を図る戦略が優先されました。ソフト視点で見れば、特定のゲーム機しばりで出すメリットは皆無です。
三つ目は、「フルリメイク」が、今後に効いてくる可能性です。名作とはいえ昔(PS版)のままでは遊ばれづらく、今に合わせて再構築されたものを遊べるのはプラスです。さらにこれで終わりではなく、中長期にわたって「FF7」のブランド価値を高める戦略も重要です。そして「フルリメイク」のノウハウが、他のコンテンツで生きるのかも気になるところです。
