マイクロソフト、翻訳“コストゼロ”も可能 EdgeのローカルAI強化

マイクロソフト、翻訳“コストゼロ”も可能 EdgeのローカルAI強化

米Microsoftは、Microsoft Edgeに導入するオンデバイス動作の生成AIについて3つのアップデートを発表した。

すでに提供している開発者向けの「Prompt API」と「Writing Assistance API」には、デバイスのサポートが限定的だった「Phi-4-mini」に代わり、より小さく効率的な小規模言語モデル「Aion-1.0-Instruct」が導入される。これにより、性能の低いGPUを搭載したデバイスや、CPU推論を介したGPU非搭載のデバイスなど、サポートできるデバイスが大幅に拡大する。7月予定のHugging Faceでのオープンソース公開に先立ち、フィードバックの受付を開始している。

Microsoft Edge 148には、Webブラウザに直接組み込まれたオンデバイスのタスク特化型モデルとして「Language Detector API」と「Translator API」が導入されており、Webサイトやブラウザ拡張機能で、テキストの言語を識別したり、言語ペア間で翻訳したりできる。高速で高品質な翻訳を提供、145以上の言語をサポートする。

これらのAPIはWebサイトや拡張機能のJavaScriptから使用できる。クラウドを介することなく端末ローカルで翻訳処理を行なえるため、プライバシー向上、ネットワーク非依存、翻訳コストゼロといったメリットがあるとしている。

音声やオーディオ入力をWebサイトやブラウザ拡張機能に組込める「Web Speech API」もオンデバイスに対応する。こちらも低遅延やプライバシー向上、ネットワーク非依存といったメリットを提供、既存の「Web Speech API」のコードのわずかな修正でオンデバイス対応にできる。

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