今年、iPhone 18は「発売されない」可能性 登場を遅らせるアップルが狙う巧みな市場調整
複数の報道によれば、アップルは今年、標準モデルである「iPhone 18」の発売を見送る公算が大きい。今回、継続的に情報を発信しているリーカーが、その理由を説明した。ここで留意すべきは、iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは予定どおり9月に発売されると考えられている。発売されないのは通常版のiPhone 18だ。
報道によれば、iPhone 18は2027年春に発売される見込みで、iPhone 18eやiPhone Air 2と同時に登場する可能性がある。
■巧みな市場調整
前例のない新しいスケジュールをめぐる最新のうわさは、市場に大きな衝撃を与えるだろう。ただし、今秋にはアップル初の折りたたみ式iPhoneが発売されると考えられており、その名称はiPhone Ultraになる可能性がある。そのため、新モデルを市場に一度に投入しすぎないという判断には、一定の合理性があるようにも見える。
Weiboへの投稿で、継続的に情報を発信しているリーカーのFixed Focus Digitalは、アップルの考えとみられる内容を伝えた。「非常に巧みな市場調整メカニズムが働いています」と同リーカーは切り出した。
続けて、「アップルは自ら発売を遅らせることを選び、前世代モデルに対する市場の関心を長く保とうとしています。これにより、生産コストを下げ、市場シェアを高めることができます」と述べている。
この理屈は理解できる。ただし、Counterpoint Researchが2026年5月4日に、iPhone 17について「2026年第1四半期に世界で最も売れたスマートフォンであり、世界販売台数の6%を占めた」と発表している点は注目に値する。iPhone 17 Pro MaxとiPhone 17 Proも、それぞれ2位と3位に入った。
■サプライチェーン上の懸念
世界的な供給問題も要因になっている可能性がある。MacRumorsは「iPhone 17の生産サイクルを延ばし、大規模な製造増強を進めることで、アップルはその追加の時間を使い、低スペック版の後継モデルが登場する前に、iPhone 17が主流価格帯で市場シェアを固められるようにしているとされる」と伝えている。
この最後のコメントは、iPhone 18が現行モデルよりもダウングレードされた部品を搭載するとの見方を指している。ただし、正直なところ、このロジックには、いささか疑問の余地が残る。iPhone 18の登場がさらに遅くなれば、ユーザーの目にはいっそう見劣りするモデルに映るのではないだろうか。答えは時間が明らかにするだろう。
