「スイッチ2」国内版が1万円値上げへ―オンラインサービスや初代スイッチ各モデルも価格上昇!スイッチ2が1万円の大幅値上げ 任天堂 苦渋の決断か

「スイッチ2」国内版が1万円値上げへ―オンラインサービスや初代スイッチ各モデルも価格上昇

任天堂は、「ニンテンドースイッチ」各種モデルおよび「ニンテンドースイッチ2」について、国内外で本体やオンラインサービス価格の変更を発表しました。

スイッチ2国内版は1万円値上げへ

発表によれば、ニンテンドースイッチ2の日本語・国内専用版は4万9,980円から5万9,980円へと1万円の値上げが実施されます。米国・カナダ・欧州でも50米ドル/カナダドル、30ユーロ程度の値上げが実施されます。

初代ニンテンドースイッチの各種モデルについても以下のように値上げとなります。これらは国内では2026年5月25日から、海外では2026年9月1日からの変更となります。

現在変更後ニンテンドースイッチ(有機ELモデル)37,980円47,980円ニンテンドースイッチ32,978円43,980円ニンテンドースイッチ ライト21,978円29,980円

今回の値上げについて任天堂は、「さまざまな市場環境の変化を受け、今後のグローバルでの事業性を検討した結果」と説明しています。

加えて、Nintendo Switch Onlineについても、2026年7月1日から以下の通りに値上げされます。

Nintendo Switch Online現在変更後個人プラン1か月306円400円3か月815円1,000円12か月2,400円3,000円ファミリープラン12か月4,500円5,800円

Nintendo Switch Online

+追加パック現在変更後個人プラン12か月4,900円5,900円ファミリープラン12か月8,900円9,900円

スイッチ2が1万円の大幅値上げ 任天堂 苦渋の決断か

任天堂は5月25日から、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」の国内価格を1万円値上げし、5万9980円にすると発表しました。「ニンテンドースイッチ」シリーズや、有料サービス「ニンテンドースイッチオンライン」も値上げします。

 昨年6月に発売したところ、国内では爆発的に売れて話題になりました。しかし約1年での値上げに、ゲームファンの衝撃も相当なもので、X(旧Twitter)では、発表直後に「Switch2値上げ」がトレンド1位になりました。

価格変更の理由について、会社は「さまざまな市場環境の変化を受け、今後のグローバルでの事業性を検討した結果」

出典:関西テレビ 2026/5/8(金)

営業利益率は15.8%でした。前年同期は25.9%で、10ポイント以上下がりました(略)投資家が嫌気しそうです

出典:河村鳴紘 2026/2/4(水)

ソニーは、PlayStation 5の全モデルを少なくとも100ドル値上げすると発表(略)この1年足らずで2度目の値上げ

出典:Forbes JAPAN 2026/3/28(土)

エキスパートの補足・見解

 一言でいえば、任天堂にとって「苦渋の決断」でしょう。新型ゲーム機の普及を加速させたい初年度から、ピークに達する3年目までは特に重要な時期だからです。消費者の心理を考えると、売れるスピードが鈍化するのは避けられません。

 しかしビジネス視点で見れば、値上げは時間の問題でした。ソニーのゲームも次々と値上げをしていましたし、他業種でもほぼ全面値上げの状況で、任天堂だけが例外でいられません。むしろ任天堂は、円安でも日本市場を優遇していました。

 ゲーム機の値上げというと、半導体の話になりますが、そもそも人件費や部材も含めて、幅広いコストが上昇する状況です。値上げをしないのは収益を圧迫していたわけで、同社のこれまでの決算(利益率の圧迫)などからも察するところでした。

 今回の値上げは、ゲーム機の普及を阻害する面で痛いのは確かです。しかし値上げで、利益が改善される一面もあります。

 また普及ペースが鈍化すれば、ソフトや有料サービスなどで、収益を伸ばすことも重要になります。また任天堂の持つ大作ソフトの意味……ゲーム機を買わせる吸引力もより重要になるでしょう。普及と収益改善の両立をどう図るのかが、今後の焦点になりそうです。

Switch2が約6万円に値上げ。買える家庭と買えない家庭で子どもたちの遊びの選択肢は変わるか?

任天堂は5月8日、Nintendo Switch 2の日本語・国内専用モデルを49,980円から59,980円に値上げすると発表しました。変更日は5月25日で、理由は「さまざまな市場環境の変化」としています。

 部材価格が高騰している以上、値上げは避けられません。ただ約6万円という価格になると、子どものおもちゃとして気軽に買い与えられる金額ではなくなります。

 実際、複数のアンケートを確認すると、子どもは欲しがっているけど親は積極的に買い与えたいとは思っていない、という実態が見えてきました。

ココがポイント

「ニンテンドースイッチ2」の国内専用機種の価格を5月25日付で4万9980円から1万円引き上げ、5万9980円に変更する

出典:京都新聞デジタル 2026/5/8(金)

Z世代の63%がNintendo Switch 2の値段が高いと回答(中略)大学生には高すぎる値段設定

出典:PR TIMES 2025/4/23(水)

Nintendo Switch 2の保有率は、13%。購入意向は全体で3割強、10代では5割弱。

出典:LINEリサーチ調査レポート|リサーチノート powered by LINE 2026/2/16(月)

親が贈りたいプレゼント(中略)「ゲーム機」については、親のランキングでは16位(5.6%)だった

出典:「楽天ブックス」、クリスマスに向けて「子どものクリスマスプレゼントに関する調査」結果を発表 | 楽天グループ株式会社 2025/12/10(水)

エキスパートの補足・見解

 Nintendo Switch 2発売前に大学生300人を対象にした調査では、当時の価格5万円に対してすでに63%が「高い」と感じていました。

 とはいえ転売騒動が起きるほどの人気で、LINEリサーチの2026年1月の調査では所有率は13%、「欲しい」と答えた人は全体で34%、10代に限定すると49%にのぼります。

 ただし、欲しい気持ちと購入できるかどうかは別の話です。5万円時点でも「高い」と感じていた人たちにとって、1万円の値上げは厳しいでしょう。

 また、10代の子どもは親から買ってもらうことがメインになると考えます。しかし楽天ブックスの調査では、ゲーム機は親が贈りたいランキングで16位にとどまっています。そこに今回の6万円という価格が重なります。

 今回、私が気になったのは、子どもたちの「遊び」の分断です。6万円を出せる家庭と出せない家庭で、遊べるゲームの選択肢が変わることは間違いありません。

 初代スイッチは「みんなが遊べる」ゲーム機でした。けれども、今回の値上げはそのイメージそのものを変えてしまうことになるのかもしれません。

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