YouTube、ショート動画を完全オフにできる新機能

YouTube、ショート動画を完全オフにできる新機能

YouTubeのショート動画をついダラダラと見続けてしまう――そんな人に朗報だ。米YouTubeは、iOSとAndroidのモバイルアプリ利用者向けに、「YouTubeショート」を完全にオフにできる新機能の提供を段階的に開始した。

 YouTubeショートは、TikTokやInstagramのリールと同様、短尺動画をテンポよく楽しめる。ただ、手軽さゆえに「気付けば予定以上の時間を使っていた」という経験をした人も多いだろう。こうした課題に対応するため、YouTubeはモバイルアプリ利用者向けに新たな対策を打ち出した。

 その名も「YouTubeショート タイマー」。ショート動画の視聴時間を自分で設定できる機能で、タイマーを「0分」にセットすれば、ショート動画そのものを非表示にすることも可能だ。

 現時点において、タイマーは15分、30分、45分、1時間、2時間から選択可能。設定した時間に達すると通知メッセージが表示されるが、ユーザーが意図的に閉じれば視聴を続けることもできる。また、就寝時刻や休憩のリマインダーを設定することもできるという。

 ただし、タイマーを「0分」に設定してショートを完全に無効化する機能は、現時点では全ユーザーが利用できるわけではない。Googleの広報担当者が米CNETに語ったところによれば、同機能はまず保護者が管理する子ども用アカウント向けに先行提供され、その後、一般ユーザーへ段階的に展開するという。

 筆者自身も親として、Googleの保護者管理機能「ファミリーリンク」を通じて、子どものスクリーンタイムをよりきめ細かく管理できるようになったことを歓迎したい。今後、さらにどのような利用時間管理機能が登場するのかも気になるところだ。なお、本件についてYouTubeは、米CNETのコメント要請に即答しなかった。

 米調査機関が10代のSNS利用者を対象に行った最近の調査では、SNSアプリが睡眠や生産性に悪影響を及ぼしていることが明らかになった。ただし10代の若者にとって、こうしたアプリは娯楽であると同時に、友人関係を築くうえでも欠かせないツールになっているという側面もある。

 こうした問題は、法廷闘争にも発展している。2026年3月には、米カリフォルニア州の陪審が、「アプリが子どもを依存させるよう設計されている」と訴えた女性の民事訴訟で、YouTubeとInstagramそれぞれの親会社に責任を認める評決を下した。YouTubeの親会社であるGoogleは「YouTubeはストリーミングサービスであってSNSではない」との立場を崩さず、控訴する方針を示している。

 YouTubeによれば、保護者はこのタイマー機能を使って、10代の子どもがショート動画の視聴に費やす時間を管理できる。就寝時刻や休憩のリマインダー設定も可能で、タイマーを「0分」にすればモバイルアプリ上でショートを完全に無効化することもできる。

 同機能は現時点ではモバイルアプリ限定で、デスクトップ版では利用できない。ちなみに競合のTikTokは昨年、ポジティブなメッセージを記録する「アファメーション・ジャーナル」や、スクリーンタイム削減でバッジを獲得できる「ミッション」機能など、新たな時間管理機能を導入している。

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