小学校から「算数」が消える? 小中高で名称統一の議論が浮上

小学校から「算数」が消える? 小中高で名称統一の議論が浮上

小学校の授業で「算数」の名称がなくなる――? 次期学習指導要領の改定に向けた中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の算数・数学の作業部会で、教科の名称を小中高で統一する議論が浮上している。文科省は、算数にする▽数学にする▽新たな名称にする――の3案を示しているが、小学校の算数を中高と同じ数学に変更する案を軸に議論が進む。今回の改定に合わせて変更となれば、現在の名称が定められた1941年以来となる。

 次期学習指導要領では、算数や数学に苦手意識を持ったり、学年を重ねて学習について行けなくなったりする児童生徒を減らそうと、小中高の指導に一貫性を持たせ、教科の目標や見方などを統一させていく方針だ。その議論の中で、教科の名称が論点として浮上した。

 17日の作業部会では、文科省が3案を提示。委員からは「小学校から大学までを見据えた連続性が大事。諸外国をみても『数学』で統一していいのではないか」「以前は『算数』という名称は伝統もあり、変えないほうがいいのではと話したが、小中高と一貫性や連続性をつくる観点から名称を統一することもあり得る」などと、変更に理解を示す意見が出た。

 一方で、「『数学』に変えるならば、過度に学校に負担がかからないようにみていくことが大事」「『数学』に統一されれば、違和感や抵抗がある可能性もある」などの懸念の声も出た。

 次期学習指導要領は2026年度内に改定に向けた取りまとめが行われ、30年度以降、小学校から順次実施される。

 文科省によると、算数の名称は「算術」や「幾何」などを経て、41年に変更された。米国や韓国、シンガポールなどでは統一した名称を用いている。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏