古いiOSを狙う攻撃進行中、アップルが数百万人に緊急警告 今すぐアップデートを
Appleは常日頃、ユーザーにデバイスのソフトウェアを常に最新の状態に保つよう推奨している。だがいまAppleは、一部のiPhoneユーザーに対し、前例のない警告通知を送っている。何が起きているのだろうか。
アップデートはiPhoneのロック画面と「設定」アプリ内に直接表示されるため、すぐに見つけられるはずだ。
■「重要なソフトウェア」通知の意味
「このアラートは『設定』アプリからの『Critical Software(重要なソフトウェア)』通知として表示され、Appleが『iPhoneに搭載されているバージョンを含む、古いiOSソフトウェアを狙った攻撃を把握している』と警告し、デバイス保護のため重要なアップデートをインストールするよう促すものだ。通知はiOS 17.0を含む旧バージョンの幅広いiOSを実行している端末で確認されており、Appleがサポート文書で明示的に指摘したiOS 13およびiOS 14搭載端末をはるかに超える」という。
具体的にアラートは、「Appleは、あなたのiPhoneに搭載されているバージョンを含む、古いiOSソフトウェアを狙った攻撃を把握しています。iPhoneを保護するために、この重要なアップデートをインストールしてください」と述べている。
■DarkSwordとCorunaという脅威
最近のサポート文書では、DarkSword(GitHubにアップロードされ、現在は容易に入手できるようになっている)やCorunaといったハッキングツールが取り上げられている。これらのハッキング手法により、悪意あるリンクをクリックしたり、スマートフォンで侵害されたウェブサイトにアクセスしたりすると、データが漏洩する恐れがある。
■いますぐiPhoneを守る方法
朗報として、iOS 26.4などの最新iOS 26リリースに加え、Appleは最近、iOS 15.8.7、iOS 16.7.15、iOS 18.7.7といった旧バージョン向けのソフトウェアも更新しており、これらの脅威からユーザーを保護している。使用中のソフトウェアのバージョンが分からない場合は、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開く。アップデートが待機していれば、1回のタップでダウンロードとインストールが行われ、この脅威に対する安心感を得られる。
更新できない場合には、もう1つの選択肢がある。iOS 16以降の端末で利用可能な「ロックダウンモード」だ。これは悪意あるウェブコンテンツから保護する機能だ。しかしながら本機能を使うと安全ではあるものの、例えばメッセージの添付ファイルをブロックしたり、不明な番号からのFaceTime通話を制限したりするなど、機能は制限されることになる。
