Windowsの理不尽仕様“ユーザーフォルダ名勝手に決める”問題に解決の兆し β版で自由に設定可能に
米・マイクロソフトは13日、Windowsの試験版リリースにおいてWindows 11の初期セットアップ画面に大幅な改善を加え、ユーザーフォルダ名を簡単かつ自由に設定できる項目が追加された。
これはWindows Insider Program向けにリリースした最新のプレビュー ビルド(Devチャネル:Build 26300.8068、Betaチャネル:Build 26220.8062)で配信されたもので、これにより、新規インストールやPCリセット時のセットアップ中に、C:\Users\以下のユーザー フォルダ名を自分の好きな名前に変更できるようになるという。
従来のWindows 11ではMicrosoftアカウントでサインインすると、ユーザー フォルダ名が自動的にメールアドレスの先頭約5文字で生成されてしまう仕様になっていた。例:taroyamada@example.com → C:\Users\taroy)。
この仕様をめぐり長年多くのユーザーから不満の声が上がっていた。とりわけ開発者やプログラマーにとってはフォルダパスや古いソフトウェアの動作にも影響することから、自由に設定できないことが問題に繋がる懸念がなされていた。
こうした状況に対し、マイクロソフトは昨年秋に初めて「自由に設定できる」機能をInsiderビルドにていたが、当時はShift+F10でコマンド プロンプトを開き、隠しコマンド(SetDefaultUserFolder.cmd)を使って変更するという上級者向けの方法だった。
しかし今回のアップデートでは誰でも簡単に使えるテキストボックス形式のインターフェースが追加されることとなり、操作性が大幅に向上することに。
変更は「Name your device(デバイス名を指定)」ページで行い、ここに希望のフォルダ名を入力するだけで、次へ進むと即座に反映されるようになる。
同社によるとこのフォルダ名にはWindowsの標準命名規則が適用され、こちらの仕様は以前から変更なく英数字、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、一部のUnicode文字などが対象になっている。
なお、この機能は現時点でInsider Programに登録したユーザーかつセットアップ時のみ有効になるものなので未登録者は利用できない。
しかし、先述の通りより使いやすくなっていることを加味すると安定版への展開は期待してよいものとみられ、数ヶ月後の反映や次期大型アップデートでの提供でより便利になることに期待したい。
