むかし撮った“思い出の写真フィルム”を蘇らせよう。「フィルムスキャナー」でデジタル化しちゃうという手
「昔撮った写真のフィルムがたくさん残ってる」って方、いらっしゃいますか?
今や写真はデジタルで撮るのが当たり前ですが、フィルムが当たり前の時代もありました。うちの実家には現像済みのフィルムがいっぱいあります。で、「思い出」がたくさん残っているけど、データ化されていないのでスマホやPCで気軽に複製・共有できない…となって困ってたりします。
未現像なら写真店などが店頭や郵送で受け付けている現像・データ化サービスを利用すればいいのですが、問題は現像済のものを綺麗なデータにしたいケース。
カメラの祭典的イベント「CP+」(2026年3月1日まで開催)の会場を彷徨っていたら、この問題を解決できる機器を発見しました。
「フィルムを読み取ってデータ化する機器」がある
Pulstekという会社が「フィルムスキャナー」という製品を展示していました。フィルムスキャナー自体は既にさまざま存在していますが、今回紹介するのは今年発売の製品を含む、新しめのものが中心となります。
また、複数モデルがラインナップされているのも特徴的、レベル感に合わせてちょうどいいものを選べるようになっています。
カジュアルに使える「eFilm V」
まずはこんな感じの小型デバイス「eFilm V」から。専用のプレートに現像済みのフィルムを載せて読み込ませ、つないだパソコンに転送します。
パソコンでは専用アプリで読み込んだ写真を編集できます。一度に読み込める枚数は1枚なので、ピンポイントでいいのを選んで読む感じになるのではないかと思います。
価格は1万7800円です。
高解像度で取り込める「OpticFilm 9000i Ai」
資料的にさまざまな写真を撮ってきた方や、本格的に撮影されている方向けにより高性能なモデルも用意されています。
こちらの「OpticFilm 9000i Ai」がそれで、比較的コンパクトながら7200 dpiで取り込めます。ピクセル数でいうと、長辺10,000ピクセルとかで取り込める感じで、高精度に取り込みたいとか、改めて編集して公開したい…といった場合に選択肢になってくるでしょう。
こちらも一度に取り込める枚数は1枚となっています(トレーに複数枚載せれるけど、読み込むたびに送らないといけない形)。
価格は9万4,800円で、2026年内に発売予定とのこと。現在は前モデルが販売されています。
大量に読み込みたいなら「OpticFilm 135i Ai」
「いっぱいあるし全部読み込みたいんだが?」という方向けの選択肢がこちら、「OpticFilm 135i Ai」です。トレーに載せた複数枚のフィルムをガンガン読み取っていけるのが最大の強みです。
価格は11万9,800円。保有量が多く、電子化してフィルムの専有面積を減らしたり、電子的に管理できるメリットが大きく感じられるなら、という感じの立ち位置かと思います。
(フィルムではなく)写真を読み取ってデータ化する「フォトスキャナー」という手も
ここまでは「残っているフィルムの取り込み」を目的とした製品でしたが、「写真の取り込み」を行う「ePhoto Z300」というデバイスもありました。
こんな感じの写真を…
こうやって入れると…
PC上でデータ化されます。
上からどんどん入れられるのが特徴で、完全に「写真特化」となっています。どういう感じかはフラットベッドスキャナと比較した公式の動画がわかりやすいです。
価格は3万円弱です。
正直いずれもニッチなアイテムだとは思いますが、「共有できるようになる」のは特に大きく、生かせる方はいらっしゃるのではと。眠っていた写真フィルムを、改めてみんなで見て、「あの頃」を思い出せるのです。
