「白身のトロ」高級魚ノドグロの完全養殖に成功 近大、マグロに続け

「白身のトロ」高級魚ノドグロの完全養殖に成功 近大、マグロに続け

近畿大学は5日、高級魚のノドグロ(アカムツ)の完全養殖に成功したと発表した。

 「白身のトロ」と呼ばれる人気魚だが、漁獲時期が限られ、希少性が高い。大学によると、世界初の成功例だという。

 ノドグロは水深約100メートルに生息する。水圧などの影響を受け、光の変化や振動にも敏感。養殖には高い技術が要る。生息する韓国や台湾に完全養殖の事例はないという。

 完全養殖に向けた実験は、富山県射水市の実験場で2015年に始めた。24年の能登半島地震で水槽や配管が破裂し、稚魚が大量死する被害に遭ったが、研究を継続。

 昨年10月に人工孵化(ふか)に成功し、完全養殖が実現した。実験場には今、5センチほどの稚魚が約7千匹いるという。

 課題は、マダイやブリより成長が遅いことや、人工孵化したノドグロの9割以上がオスになること。今後の研究で改良し、2030年ごろの商品化をめざす。

 近大はマグロの完全養殖にも成功し、「近大マグロ」として注目された。5日に記者会見した近大水産研究所の家戸敬太郎所長は「価値のあるおいしい魚。採算が合い、養殖に向く品種を作りたい」と話した。

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