長渕剛コンサートのグッズ製造・販売やプロモーションを手がけるダイヤモンドグループが破産
ダイヤモンドグループ(株)(TDB企業コード:960522487、資本金1億円、東京都中央区八丁堀4-1-3、登記面=東京都中央区銀座6-10-1、代表小田隆雄氏)は、12月16日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
債権者申立代理人は加藤博太郎弁護士(加藤・轟木法律事務所、東京都港区虎ノ門5-11-1、電話03-6803-4311)ほか6名で、破産管財人は南勇成弁護士(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、東京都千代田区大手町1-1-2)が選任されている。
当社は、2010年(平成22年)2月に設立され、音楽家のマネジメントやコンサートツアーの企画および制作などを手がけていた。2023年には、2024年6月から開催された長渕剛氏のコンサートツアー「TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR 2024 “BLOOD”」を取り仕切るとともに、同ツアー関連グッズの製造・販売やプロモーション事業を行うことを同氏が代表を務める(株)オフィスレン(TDB企業コード:986914875、以下オフィス社)と合意。コンサートツアーは順調に開催を続け、2025年1月に同ツアーの利益分配金として、オフィス社に対し1億9500万円を支払うことで合意していた。また、運営を委託されていた長渕氏のファンクラブ会費についても、委託料を控除した約2200万円をオフィス社へ支払い義務が生じていた。
長渕剛代表のオフィスレンが8月に破産を申し立てていた
しかし、契約どおりに支払いが行われなかったため、オフィス社は債務承認弁済契約公正証書の作成や債権差押命令申立、強制執行手続など債権回収に手を尽くしたが奏功せず、2025年8月1日に東京地裁へ当社に対し破産を申請。12月初旬まで審尋が行われるなか、今回の措置となった。
負債は現在調査中。
なお、当社破産開始決定を受け、申立人であるオフィス社代表長渕剛氏は帝国データバンクの取材に対し、
人が必死で稼いだ金を違う目的に流したり、ファンクラブ会員の会費まで業務上横領は断じて許さない。
徹底的に真相解明をしていく。
本件については、事実に基づき
刑事告訴を行い民事の手続きも並行して進めている。
ファンの皆様の信頼を守る為に
今後も徹底的に追求していく。
長渕剛
とコメントしている。
歌手の長渕剛さん側から破産を申立てられていたダイヤモンドグループが破産開始
ダイヤモンドグループ(株)(東京都中央区)は8月1日、歌手の長渕剛さんが代表を務める(株)オフィスレン(渋谷区)より東京地裁に破産を申し立てられ12月16日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には南勇成弁護士(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、千代田区大手町1-1-2)が選任された。申立代理人は辻角智之弁護士(ひなた総合法律事務所、千代田区平河町2-7-2)、加藤博太郎弁護士(加藤・轟木法律事務所、港区虎ノ門5-11-1)ほか。
負債は現在調査中だが、4億円以上が見込まれる。
ダイヤモンドグループは、LIVEやフェスなどの企画やチケット販売、芸能人のブログ・ファンクラブの運営などを手掛けていた。
長渕剛さんが代表を務めるオフィスレンは、ダイヤモンドグループと2024年6月から2025年10月に開催が予定されていたツアーイベントを取り仕切るとともに、グッズ制作やプロモーション事業など行う契約を結んでいた。ツアーイベントは「TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR 2024 ”BLOOD”」として予定通り実施されたが、オフィスレンとダイヤモンドグループで締結していた契約に基づくツアー分配金の約1億9500万円やファンクラブ会費売上の2486万円の支払いがダイヤモンドグループからなされず、支払不能の状態にあることは明らかであるとし破産を申し立てていた。
12月初旬までに審尋が行われていたなか、今回の措置となった。
また、オフィスレンはダイヤモンドグループの代表を業務上横領罪で刑事告訴もしている。ダイヤモンドグループは12月10日、TSRの取材に対し、「断じて横領などではない。」と応じた。
