「『世紀の移籍』は失敗に終わった」“0勝”フェラーリに母国メディア苦言 ハミルトンは初の表彰台なし、ルクレールはアストン移籍⁉「すでに候補」

「『世紀の移籍』は失敗に終わった」“0勝”フェラーリに母国メディア苦言 ハミルトンは初の表彰台なし、ルクレールはアストン移籍⁉「すでに候補」

2025年、シャルル・ルクレールと新加入ルイス・ハミルトンがコンビを組み、大きな期待とともにシーズンに臨んだフェラーリ。しかし結果は、2021年以来となる0勝、前年度から28戦未勝利と、長い歴史の1ページに不名誉な記録を刻んだ。

 コンストラクターズランキングではレッドブルに次ぐ4位に低迷。経験、実績とも豊富な両ドライバーだが、ルクレールは2位が2回、ハミルトンはF1キャリアで初めてシーズン通して表彰台すら登れず、最高順位は4位にとどまった。

 マシンの戦闘力不足が露呈したシーズン序盤の状況から、チームは26年仕様の開発へ舵を切ったとも囁かれていたフェラーリ。母国イタリア紙『CORRIERE DELLA SERA』は、シーズン中の首脳陣の決断に、非難の声を上げている。

「2025年マシンを早々に見切り、公式には『次の年に集中するため』と、プロジェクトを放棄した。本当にそのマシンを修正する余地がなかったのか、それとも担当者が無能だったのか?」

 

 また、来季以降の展望でも厳しい見解が並ぶ。両ドライバーの去就について論じた同メディアは、エースとして奮闘をみせたルクレールに対し、「ハミルトンを上回るとは思っていたが、ここまで差がつくとは想定していなかった」と主張。「競争力あるマシンがなければ、(チームとルクレールの)別れは避けられない」と訴えており、「アストンマーティンはスポンサーに対し『2027年はトップドライバーを迎える』と約束しており、ルクレールはすでに候補に入っている」と移籍の可能性を示唆した。

 ハミルトンについては、獲得を「『世紀の移籍』は失敗に終わった」と評しているほか、「ドライビングだけでなくチームとの関係面でも相性は最後まで噛み合わず、首脳陣との関係も冷え込んだ」と振り返る。

 そのうえで、「ハミルトンにはあと契約が1年残り、イメージを損なうような早期引退は望まず、また許される立場でもない」と憤りを隠さず。さらに、「変化を訴え続けたが門前払いされ、苛立ちを露わにした場面も多かった。41歳になった今、まだ競争力があるかどうかは、まともなマシンに乗らない限り誰にも判断できない。約束を語る時間はもう終わった」などと、ベテランへの想いを綴った。

 ライバルのマクラーレン、メルセデス、レッドブルが先を行くなか、フェラーリは新規定下で巻き返せるのか。26年は名門にとって、あらゆる意味で重要なシーズンになりそうだ。

【F1】ハミルトンが事業失敗でボロボロ…まっ赤っかの“大赤字”で150人解雇か? バーガーチェーンを全店閉鎖へ

7度のF1世界王者、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が俳優のレオナルド・ディカプリオとともに立ち上げたヴィーガン・ファーストフードチェーン『Neat Burger』が、わずか6年で閉鎖することがわかった。

 英大衆紙『THE Sun』は「ルイス・ハミルトンとレオナルド・ディカプリオのヴィーガン・バーガーチェーンが巨額の損失を計上して閉店へ」と題した記事を掲載。2019年に設立された『Neat Burger』について、「6年間の苦戦を強いられ、英国内の全店舗を閉鎖せざるを得なくなった」と報じている。

   2022年には790万ポンド(約15億円)の損失を記録。赤字幅は前年の320万ポンド(約6億円)から倍以上に膨れ上がった。同紙は「2019年に有名人によって設立されたヴィーガン・フード店『Neat Burger』は英国の店舗を閉鎖し、約150人の雇用が失われる可能性があると発表した」と伝えた。

 今年に入ってから営業を続けていたのは、英国の2店舗のみだったが、こちらも閉店が決定。『Neat Burger』の広報担当者は、「英国内の店舗を閉店するという難しい決断を下したことは事実であり、現時点ではそれ以上のコメントはできません」と述べているという。

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