iPhoneを2年使うとバッテリーはどれほど劣化する? 実際に2年使って試した
iPhone新モデル、iPhone 17の売れ行きが好調です。皆様今年の新モデルは購入しましたか? それとも見送りでしょうか?
新モデルの購入を考えるにあたって、現在使っているモデルのバッテリーの劣化具合も考慮する、そのような方もいらっしゃることでしょう。
「バッテリーがへたってきてるから新モデル買っちゃおうかな」と自分を説得するパターンもあれば、逆に「まだバッテリーへたってないし今回は見送ろう」と自分を納得させるパターンもあったりしますよね。
また、バッテリー劣化とは関係なく新モデルを購入する場合でも、これまで使っていたiPhoneも手元に残して活用する場合は、バッテリー劣化が少ない方が嬉しいです。
何にせよ気になる、バッテリーの劣化。実際iPhoneのバッテリーって使ってるうちにどれくらい劣化するものなのでしょう?
ということで、筆者が2023年9月22日からメイン機として使ってきたiPhone 15 Proのバッテリーの、2年経過後となる執筆時点、2025年9月22日の状況を確認しました。
[設定]アプリ>[バッテリー]>[バッテリーの状態]によると筆者のiPhone 15 Proは、
●[バッテリーの状態]としては[正常]
●[最大容量]の数値としては[91%]
●[充電回数]は[358]回
とのこと。iPhoneの動作に支障はない正常範囲ではあるようですが、劣化の進みも明らかですね。
充電回数358回というのは、おそらくですが、一般的なユーザーより少ないのではないかと思います。
筆者はフリーランスで基本在宅ワークですので、毎日のように通勤電車内で音楽を聴いたり動画を見たりということもなく、iPhoneのバッテリーをあまり消費していないためです。一般的な通勤通学を行なっている方の場合、充電回数はもっと増え、最大容量はもっと減少しているのでは?
ですので筆者のバッテリー劣化の状況は、バッテリーへの負荷が少ない場合の例として見てもらうのがよさそうです。
「iPhoneを2年使ったらバッテリーの最大容量は少なくとも90%くらいまでは減少。一般的なユーザーの使用環境においてはおそらくそれ以上に減少する」
くらいに見込んでおくのが妥当ではないでしょうか。
なお筆者iPhone 15 Proのこの2年間におけるバッテリー管理設定は、いずれこの記事を書くことに備えたテストとして、
●[充電上限]設定は[100%]
●[バッテリー充電の最適化]はオン
という、2023年から2025年のiPhoneとiOSにおけるデフォルト的な設定に固定してありました。
テスト期間を終えたので、今後はもう少しバッテリーをいたわることを重視し、充電上限を90%から95%にしてみるつもりです。
