PS5値下げで買うべき? Switchユーザーが知っておきたい3つの注意ポイント
Switch 2の品薄が続くなか、PS5が実質的に大幅値下げされ、一気に注目が集まっています。値下げ版PS5は「日本語モデル」、つまり日本以外のアカウントやストアが利用できない制約がありますが、ほとんどのユーザーには大きなデメリットにはなりません。
とはいえ、ゲーム機ごとに遊べるソフトは異なりますし、ハードウェアの特性も違います。「Switch 2が品薄だから代わりにPS5を買う」という単純な置き換えは成立しません。そこで、SwitchユーザーがPS5を購入する際に知っておくべきポイントを整理しておきます。
ココがポイント
国内版は(中略)ディスクドライブは内蔵しておらず、物理ディスクを挿入してゲームや映像作品を楽しむことはできない。
出典:オタク総研 2025/11/13(木)
改修点などの詳細は明らかになっていないものの(中略)ストレージが1TBから825GBへと削減されたことが判明しています
出典:Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト 2025/9/30(火)
「SSDやメモリの価格が上昇し10年間は供給不足が続く」という市場予測、安い内に買っておくべき
出典:GIGAZINE 2025/10/6(月)
万人向けで携帯性のあるスイッチ2と、ゲーマー向けのPS5は、元々コンセプトが違う
出典:河村鳴紘 2025/11/15(土)
エキスパートの補足・見解
最も注意すべき点は、本体だけではディスクソフトが使えず、別途ディスクドライブを購入する必要があることです。現在は品薄の心配はほぼありませんが、追加で1万円以上の出費がかかります。
次に、PS5は「ディスプレイを内蔵していない」点です。ご家族のある方は、リビングの大型テレビを一人で占有するのは難しいでしょう。その点、画面付きのSwitchは圧倒的に有利です。長時間遊びたい場合は、テレビあるいはリモートプレイ用のPS Portalを買い足す必要が出てくるかもしれません。
さらに、内蔵SSDは以前のモデルよりわずかに容量が減っています。とはいえ825GB(実際の使用可能領域は約667GB)と、Switch 2の256GBよりは大きめです。しかしPS5のゲームはサイズが大きいものが多く、快適に使い続けたいなら内蔵SSDを増設した方が良いでしょう。現在はAI需要の影響でSSD価格が上昇傾向にあるため、購入タイミングを見極めることをお勧めします。
このように、PS5は本体価格が値下げされても、周辺環境を整えるために追加コストがかかりがちです。逆に言えば、一式を揃えてしまえば、Switchよりも使い道が大きく広がるはずです。
