発火・爆発のリスクを大幅に低減する「準固体リチウムイオン電池」を採用したモバイルバッテリー
コハクジャパンは、グループ会社であるE-バッテリーの長年にわたる二次電池の設計・開発・製造ノウハウを活かした、新世代バッテリー技術「準固体リチウムイオン電池」を採用するモバイルバッテリー「EB-102PS」(容量1万mAh)を11月上旬に、「EB-051PS」(容量5000mAh)を12月上旬に、公式オンラインショップおよび楽天市場にて発売する。価格は、「EB-102PS」が6899円、「EB-051PS」が5299円。
●準固体化で電解液の漏れやセル膨張のリスクを大幅に低減
今回発売される「EB-102PS」と「EB-051PS」は、準固体リチウムイオン電池を採用することで、電解液の漏れやセル膨張のリスクを大幅に低減するとともに、万が一の内部短絡時にも発熱上昇を抑えられるため、従来のリチウムイオン電池搭載モバイルバッテリーと比較して、より安全に使用できる。
また、電解質の安全性によって2000回の充放電サイクルでも容量劣化が少ない長寿命を実現したほか、準固体セル構造でマイナス10℃でも電解液の粘度変化を抑制し、安定した出力を保てる。
さらに、USB Type-C PD出力(出力は最大20W)に対応し、スマートフォンやタブレット端末の急速充電が可能で、84%超の変換効率を実現することで、エネルギー損失を最小限に抑えた。また、最大15W出力のワイヤレス充電にも対応している。
本体は、内部構造の最適化によって、軽量・コンパクトサイズを実現しつつ、「EB-102PS」ならiPhone 16を約2回、「EB-051PS」ならiPhone 16を約1.1~2回フル充電できる。
そのほか、短絡・過充電・過放電・過電流・温度異常・軽負荷といったあらゆるリスクに対応する多重保護回路を備えるとともに、針刺し試験、落下・振動・高低温サイクル・火炎試験、端子耐久試験、軽負荷・無負荷自動遮断といった信頼性試験をクリアしており、モバイルバッテリーとして非常に高い安全性を実現している。
「EB-102PS」「EB-051PS」ともにサイズは幅67.2×高さ10.1×奥行き107.2mmで、重さは「EB-102PS」が229g、「EB-051PS」が122g。
