トランプ氏79歳が健康診断「全体的に非常に良好」
米史上最高齢で就任したドナルド・トランプ米大統領(79)は10日、今年2度目の健康診断を受け、「全体的に非常に良好な健康状態」にあると診断された。主治医が同日明らかにした。
トランプ氏は、首都ワシントン郊外のウォルター・リード軍医療センターで健康診断を受けた。
ホワイトハウスに戻った際に記者団に結果について問われると、トランプ氏は親指を立てて応じた。
主治医のショーン・バーバベラ海軍大佐はホワイトハウスが発表した書簡の中で、「トランプ大統領は引き続き全般的に非常に良好な健康状態を示している」「彼の心臓年齢(心電図によって心血管の活力を測る有効な指標)は、実年齢より約14歳若いことが分かった。彼は引き続き、制限を受けるなく多忙な日々を過ごすことができる」と述べた。
バーバベラ氏によると、トランプ氏は一連の検査の他、最新の新型コロナウイルスワクチンの追加接種と毎年恒例のインフルエンザの予防接種を受けたという。
ホワイトトランプ氏は9日、大統領執務室で記者団に対し、「半年に一度の健康診断のようなものを受ける」「体調は良好だが、結果は後ほどお知らせする。今のところ問題はない。身体的にも精神的にも非常に良好だ」と述べた。
ハウスは今週、10日の健康診断は「年に一度の」健康診断だと発表したが、トランプ氏は4月にも健康診断を受けたばかり。
その後は、自身の健康状態を歴代大統領、特にジョー・バイデン前大統領(民主党)と比較するというお決まりの展開となった。
トランプ氏は前回の健康診断で、「認知機能検査も受けた。これは常に非常にリスクを伴う。なぜなら、もしうまくいかなかったら、たちまち大声で批判されるからだ。そして私は満点だった」さらにトランプ氏は、「(元大統領のバラク・)オバマがやったか? ノーだ。(元大統領のジョージ・W・)ブッシュがやったか? ノーだ。バイデンがやったか? 私は間違いなくやった。バイデンだったら最初の3問は正解できなかっただろう」と述べた。
