新型「iPhone Air」は薄いのに修理しやすい--iFixitが分解で高評価

新型「iPhone Air」は薄いのに修理しやすい--iFixitが分解で高評価

「iPhone Air」は極めて薄いが、修理しやすいことが判明した。さまざまな電子機器のDIY修理を支援するウェブサイトiFixitがiPhone Airをテストし、修理のしやすさについて10点満点中7点という「良好な」スコアを与えた。

 iFixitは実地テストで「Appleは、薄いからといって修理不可能というわけではないことを証明した」と指摘している。「そのレイアウトと設計上のトレードオフは、修理を困難にするのではなく、より可能なものにしている。まだ限界はあるものの、優れた技術があれば、極薄のデバイスでさえも実世界でより長く使えるようになることを、この設計は示している」

 iPhone Airのバッテリー持続時間は、より厚いiPhoneモデルほど強力ではないが、バッテリー交換は最も簡単だ。Airをこれほど薄くするために、ロジックボードなどの他の部品がバッテリーの上に積み重ねられていない。これにより、バッテリーへのアクセスが容易になっている。

 iFixitが説明するように、Appleの「デュアルエントリー設計」のおかげで、背面ガラスからバッテリーにアクセスできる。そして、背面カバーを外せば、こじ開けることなくバッテリーを取り外せる。

 iFixitはまた、iPhone AirのバッテリーがAppleの「MagSafeバッテリーパック」で使われているものと同じだと指摘している。

 iPhone Airのバッテリー持続時間は、発売前の懸念を払拭するほど良好なようだ。米CNETのAbrar Al-Heeti記者は、「使用頻度の高い日にはバッテリーが目に見えて消耗したが、より穏やかな使用状況下や米CNETのバッテリーテストでは驚くほど持ちこたえた」と評価している。

 iFixitによると、修理しやすさのスコアの80%は、最も重要で壊れやすい部品をいかに簡単に交換できるかに基づいているという。

 iPhoneユーザーが直面するもう1つの問題は、USB-C充電ポートだ。時間とともに糸くずやほこり、汚れがたまり、充電ケーブルが機能しなくなることがある。iFixitによると、iPhone Airのポートは「適度にモジュール化」されており、かなり面倒ではあるが「実現可能」なプロセスを経れば、必要に応じて交換できるという。

 iFixitによれば、Appleは自社でUSB-Cの修理を行っておらず、iPhone用の交換ポートも販売していないが、部品は他の供給元から入手可能だという。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏