Switch 2を買って後悔しないために 「内蔵ストレージ小さすぎ」など見落としがちな注意ポイント

Switch 2を買って後悔しないために 「内蔵ストレージ小さすぎ」など見落としがちな注意ポイント

Nintendo Switch 2の店頭販売や先着販売は増えつつあり、少なくとも一時期の「幻のゲーム機」という状態からは脱しつつあります。いよいよ多くのゲーマーが自宅に迎え入れ、「どんなゲームを、どのように遊ぶか」という現実的な段階に移行したと言えます。

実際にSwitch 2を買ってみれば「思っていたのと違った」という事態も起こり得ます。これまで初代Switchを長く愛用してきたユーザーでも見落としがちな点や、任天堂の方針変更によって賛否が分かれる新要素など、気をつけておきたいポイントをまとめておきます。

ココがポイント

ゲームソフトの所有権はどうなる? Switch 2「キーカード」がはらむ問題点

出典:ギズモード・ジャパン 2025/8/7(木)

初代Switch版『ドラゴンクエストI&II』、あとからSwitch 2版へアップグレードすることはできないと判明

出典:IGN Japan 2025/7/15(火)

【Switch 2】バーチャルゲームカードとは?ペアリングのやり方・デメリット【スイッチ2】

出典:Game8 2025/9/4(木)

ニンテンドースイッチ2専用ソフトでは「カタログチケット」を使用できない―公式サイトに注意事項が記載

出典:インサイド 2025/2/18(火)

エキスパートの補足・見解

最も注意すべきなのは、キーカード方式のゲームです。キーカードには認証キーのみが記録されており、実際のゲームデータはダウンロードして保存する必要があります。

しかし、Switch 2の内蔵ストレージは256GBしかなく、最近の大型ゲームは1本で50〜90GBを消費するため、5本程度で容量が一杯です。拡張にはmicroSD Expressが必要ですが、256GBモデルでも約7000円と、他社ゲーム機に比べて高めです。

また、Switch 2は初代Switchのほぼ全てのソフトをプレイできますが、一部のタイトルでは画質の向上や新機能を追加したアップグレード版が提供されています。特に任天堂タイトルで多く用意されているため、逆に「アップグレード非対応」のタイトルに注意する必要があります。

さらに、安価に新作タイトルを購入できた「ニンテンドーカタログチケット」はSwitch 2には非対応。そして初代と共通の新システム「バーチャルカード」は、別の本体で遊ぶ際に差し替えの手間がかかり、不便に感じるユーザーもいます。

ゲーム開発コストが高騰している現在、任天堂といえどもユーザーフレンドリーに徹することは難しくなっているようです。

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