映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』恐竜もパワーアップ心躍る冒険

「ジュラシック・ワールド/復活の大地」恐竜もパワーアップ心躍る冒険

学校は夏休み。家族で映画を見に行くなら何がいいだろう。「鬼滅の刃」、「スーパーマン」、ピクサー作品など、今年は豊作だ。8日に公開される本作で、真打ち登場と言ったところか。「ジュラシック」最新作は、シリーズに親しんできた大人も満足させる、「待ってました」が満載の娯楽作に仕上がっている。

舞台は前作「新たなる支配者」の5年後という設定だが、前作を見ていなくても全く問題ない。恐竜たちは一度は人間の世界に放たれたものの、現代の気候や環境に耐えられず激減。赤道直下の限られた地域で生息している。

元特殊部隊の工作員ゾーラ(スカーレット・ヨハンソン)は、製薬会社代表の男から、ある画期的な新薬を作るため、恐竜のDNAを採取する秘密任務を持ちかけられる。巨額の成功報酬に心が動いた彼女は、古生物学者ヘンリー(ジョナサン・ベイリー)、すご腕の 傭兵ようへい ダンカン(マハーシャラ・アリ)たちと、恐竜がすむ島に旅立つ。

この面々が冒険の旅に出かけるというだけでわくわくする。実際、心奪われるスペクタクルとアクションの連続だ。島に向かう小型船は、早速巨大なモササウルスに襲われる。命からがら島に着けば、史上最大級の草食恐竜ティタノサウルスとの出会いや、巨大翼竜ケツァルコアトルスとの命がけの戦いが待つ。ゾーラのチームの他にも、ヨットで航海をしていた父親と娘たちのグループも巻き込まれ、物語が複線的に展開し飽きさせない。

全編を通じて、とにかくわかりやすい、直球勝負の映画だ。「恐竜王」ティラノサウルス・レックスがめいっぱい怖がらせてくれたり、狭い屋内や配管の中での恐竜との息をのむ追いかけっこが描かれたりと、「それが見たかった」を外していない。おなじみの小型肉食恐竜ヴェロキラプトルが忘れずに登場するのも、ファンにはうれしいはずだ。

シリーズでたびたび描かれる、遺伝子操作により作られた架空の恐竜もパワーアップしており、今回はかなり気味が悪い。作中で命を落としそうな者と、生き残りそうな者が大体わかるのも、良心的なエンターテインメントだろう。

長く続くシリーズものは、異なる方向性で意表をつくことも多いが、今回、脚本のデヴィッド・コープは「ジュラシック」が必ず守るべき九つのルールを決めて執筆に臨んだという。内容は秘密というが、観客を裏切らないために違いない。こだわりの元に生まれた、正統派の続編だ。ギャレス・エドワーズ監督。

映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』第一弾予告<8月8日(金)全国ロードショー>

映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』本予告<8月8日(金)全国ロードショー>

累計興収9400億円以上の世界的大ヒットを記録!全世界待望のシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が、8月8日(金)より全国公開決定!!

世界中の人々に新たな興奮と感動をもたらしてきた「ジュラシック」シリーズ。本作では、新たな物語の始まりとともに、大迫力の映像やアクションがさらにスケールアップ!究極の<新ジュラ体験>を味わえること間違いなし!「ジュラシック」ファン待望の最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』に、ぜひご期待ください!

映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』本予告(スカーレット・ヨハンソン スペシャルコメント付)<8月8日(金)全国ロードショー>

映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』本編映像【泳ぐTレックス】<8月8日(金)全国ロードショー>

映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』本編映像【モササウルスとの海上戦】<8月8日(金)全国ロードショー>

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』プロローグ映像

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』新予告映像<7月29日(金)全国公開>

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