任天堂「Nintendo Switch 2」招待販売を実施 11月以降お届け予定

任天堂「Switch 2」招待販売を実施 11月以降お届け予定

任天堂は29日、公式サイトを更新し、新型ゲーム機『Nintendo Switch 2』の招待販売を実施することを発表した。第5回抽選販売で当選されなかった人が対象で、11月以降お届け予定となる。9月中旬より申込み受付となり、10月上旬ごろ第1回招待の案内(11月20日までにお届け分)が届く。

 招待販売は、招待販売への申込者の中から、希望の商品の在庫状況およびニンテンドーアカウント等のご利用状況に応じて、一部の人に購入の案内を送るもの。案内を受け取った人は、指定の期間内に希望の種類のNintendo Switch 2本体および周辺機器を購入することができる。

 また、10月以降に第2回および第3回招待を予定。第3回招待までに案内が届いた人には、年内に商品をお届け予定となっている。なお、対象となる人が多数おり、第3回までの招待を合わせても、対象となる全ての人に対して招待販売の案内を「お送りすることが難しいと見込まれる状況です。ご了承ください」と説明。商品のお届けが年明け以降となる第4回以降の招待販売も、継続して行う予定だという。

■招待販売の対象となる方

以下の条件を全て満たした上で、招待販売にお申込みいただいたお客様が、今後の招待販売の対象となります。

第5回抽選販売に応募条件を満たした上で応募している方

過去のNintendo Switch 2 抽選販売で一度も当選していない方

招待者の抽出時点において、ニンテンドーアカウントにNintendo Switch 2 と連携した履歴がない方

※招待販売へのお申込み、招待者の抽出、および購入の際にNintendo Switch Onlineに加入している必要はございません。

※なお、条件を全て満たしていても、招待販売において規約違反があったと当社が判断した場合、招待を行わないか、購入権利を無効とすることがあります。

■招待販売ご案内の順番

上記条件を満たすお客様が多数いらっしゃるため、全ての方に対して年内に本体をお届けできる招待販売のご案内をすることが難しいと見込まれる状況です。つきましては、お客様のニンテンドーアカウント等のご利用状況を参照した上で、順次招待販売のご案内をお送りいたします。

Nintendo Switch Onlineへの累積加入期間が6年以上の方には、年内お届け分の招待販売について、ご案内をお送りいたします。

それ以外の方は、下記のご利用状況を参照の上で、ご案内の順番を決定いたします。

Nintendo Switchソフトのプレイ本数(有料ソフトのみ)

Nintendo Switchの総プレイ時間(有料ソフトのみ)

Nintendo Switch Onlineへの累積加入期間

なお、ご案内は上記項目に加え、ご利用状況を総合的に参照した上で決定いたしますので、上記項目の数値が高い場合でも、早期にご招待できない場合がございます。ご了承ください。

※招待販売のご案内順に関するお問い合わせにはお答えしておりません。

■招待販売のご案内について

招待販売のご案内は、メールのほか、『My Nintendo』アプリ、ニンテンドーアカウントの「あなたへのお知らせ」にて配信予定です。「あなたへのお知らせ」の確認方法はこちらをご覧ください。

人気のスイッチ2が招待販売へ 三つの注目点

6月の発売以降も抽選や条件付き販売が続くなど、人気が集まっている任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」ですが、任天堂が公式サイトで招待販売の実施を発表しました。新たに申し込んだ人を対象に、ニンテンドーアカウントの利用状況に応じて招待される仕組み。今回は、有料サービス「Nintendo Switch Online」の累積加入期間が6年以上の人が優先されます。以下では、理解の参考になる記事を紹介しつつ、三つの注目点を整理してみます。

ココがポイント

任天堂「Switch2」招待販売を実施 11月以降お届け予定

出典:オリコン 2025/8/29(金)

なぜ日本はSwitch 2を“抽選”で販売したのか? 米国の先着順販売との違い、阪大が考察

出典:ITmedia NEWS 2025/7/24(木)

スイッチ2 5万円の“高額”ゲーム機 なぜここまで売れる?

出典:河村鳴紘 2025/8/11(月)

エキスパートの補足・見解

 一つ目は、コアユーザーを最優先に届けるというメッセージを改めて、しかも従来より強く打ち出したこと。累積加入期間が6年以上で応募すれば年内にスイッチ2が届くわけです。条件未達でも、ソフトのプレイ本数や時間が参考にされるため、落選しても一定の納得感が得られるでしょう。それでも外れれば不満は出るでしょうが……。

 二つ目は、手の込んだ抽選・招待販売を実施すれば企業のコスト増は避けられませんが、それでも実行している点です。ことさらに明言していませんが、高額な転売に対して対策を徹底する姿勢は、消費者の支持を得ています。ただし、他企業から見ると今回の取り組みが消費者の新たな基準となり、比較されるでしょう。そのため対応に苦労する面も出てくるかもしれません。

 最後は、初代スイッチ(3万3000円)より約1万7000円高い「スイッチ2」が、発売後も国内で好調に売れ続けていること。任天堂が自社の看板タイトルの発表を控えているにもかかわらずです。日本市場が優遇されているうえ、世界的なインフレ傾向を踏まえて将来的な値上げの可能性を意識する中、早期に買う理由があるにしても、この勢いがどこまで続くか注目でしょう。

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