GmailをAIで賢く整理「Notionメール」日本語版が登場、オフライン機能も同時リリース

GmailをAIで賢く整理「Notionメール」日本語版が登場、オフライン機能も同時リリース

Notion Labs Japanは8月26日、メールアプリ「Notionメール」の日本語版の一般提供を8月19日に開始したと発表した。あわせて、同社のコラボレーションソフトウェア「Notion」をインターネット接続なしで利用できる「オフラインモード」も正式にリリースした。 

AI活用でメール業務を効率化する「Notionメール」

 Notionメールは、Gmailと同期することで従来の受信トレイの概念を刷新し、ユーザーの業務やワークフローに最適化するというメールアプリだ。2025年4月に英語版の一般提供が開始されていたが、今回新たに日本語をはじめ韓国語やフランス語など18を超える言語に対応した。

 最大の特徴はAIの活用だ。受信トレイにあるメールの重要度をAIが自動で分類・ラベル付けする機能のほか、文章の提案機能により効率的なメール作成をサポートする。さらに、カレンダーとのシームレスな連携による会議スケジューリングの簡易化や、プロジェクトやチームごとに表示を柔軟にカスタマイズできる機能も備える。直感的なコマンドとショートカットを活用したリッチテキスト編集にも対応し、メール作成の大幅な効率向上を実現するとしている。

 日本語版の提供開始と同時にiOSアプリも公開されており、Android版も2025年中に利用可能となる予定だ。 

待望のオフラインモードでいつでもどこでも作業可能に

 今回同時発表されたオフラインモードは、「インターネット環境がないときでもNotionを使いたい」というユーザーからのフィードバックに直接応える形で開発された。これにより、ネットワーク接続が不安定な環境でもアイデアを書き留めたり、タスクを編集したりと、ワークフローの継続性を維持できる。

 オフラインモードは、Notionのモバイルアプリ(iOS/Android)およびデスクトップアプリ(macOS/Windows)で利用可能。編集した内容は、デバイスがインターネットに再接続されると自動的に同期されるため、シームレスな作業環境が確保される。外部連携やAIによる処理を必要とする一部の高度なブロックを除き、ほとんどの機能がオフラインで利用できるという。

 さらに、設定メニュー内には新たにオフラインダッシュボードが追加され、オフラインでアクセスしたいページを効率的に管理できるようになった。直近で保存されたページはサイドバーや検索バーから迅速にアクセスできるほか、検索機能もオフライン環境に最適化されており、必要な情報をすぐに見つけられるという。

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