次世代「iPad」の特徴、流出したコードで判明か
Appleが開発中とされる次世代のエントリーレベル「iPad」には、現行モデルにはない2つの大きな変更が加わる可能性がある。米国時間8月13日に流出したコードの記述から、この新モデルには「A18」チップが搭載されるとのうわさが浮上した。Appleの「iPhone 17」(仮称)発表イベントが数週間後の9月9日に見込まれる中、MacRumorsが14日にこの情報を報じた。
これまでの情報を以下にまとめる。ただし、詳細についてはAppleの正式発表を待つ必要がある。
現行iPadとの大きな違い
現行の最新モデルのiPadは「A16」プロセッサーを搭載しており、従来モデルより高速だが、Apple独自のAI機能「Apple Intelligence」には対応していない。
新型iPadにA18チップが搭載されれば、高速性とAI対応の両方を実現できる可能性がある。
A18チップの特徴
A16チップは既に高速で性能も高いが、Apple Intelligenceを動作させるには力不足だ。A18へのアップグレードにより、速度や性能がさらに向上し、A16では対応できないApple Intelligence機能が利用可能になる。
A18チップはAppleにとって新しいものではなく、既に「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」「iPhone 16e」に搭載されている。今後登場予定の低価格「MacBook」にも「A18 Pro」プロセッサーが採用される見込みだ。
発売時期
Appleは新型iPadの発売を正式には認めていないが、MacRumorsによると、同社は例年、iPadを年の前半に発売している。現行の第11世代iPadは2025年3月に発売された。価格や機能、仕様については近く判明する可能性が高い。