折りたたみ時の厚さが普通のスマホ並みに! 革新的な最新フォルダブル「Galaxy Z Fold7」をスマホライターがチェック

折りたたみ時の厚さが普通のスマホ並みに! 革新的な最新フォルダブル「Galaxy Z Fold7」をスマホライターがチェック

サムスン電子が8月に発売したフォルダブルスマートフォン「Galaxy Z Fold7」は、数世代ぶりの大きな刷新がありました。

 高額な機種ではありますが、普通のスマートフォンにないワクワク感があるハイエンドらしい一台です。

 ここでは「Galaxy Z Fold7」についてチェックしていきます。

折りたたんだ時の厚みが普通のスマホと同等に

 「Galaxy Z Fold7」は、開くと8インチのディスプレイを使える、横折り型のフォルダブルスマートフォンです。開いた状態では大画面表示が可能で、最大4つのアプリを同時起動することもできます。

 こうした横折り型のフォルダブルスマートフォンと言えば、折りたたんだ時の厚さが、外観・操作性ともに気になりがちでした。

 しかしGalaxy Z Fold7では、折りたたんだ時の厚さが8.9mmまで薄くなりました。2024年モデルの「Galaxy Z Fold6」は折りたたんだ時の厚さが12.1mmだったので、そこから3.2mmもスリムになっており、ここ数年でも特にインパクトを感じる新モデルになっています。

 例えば、Galaxyシリーズの上位モデルである「Galaxy S25 Ultra」の厚さが8.2mmなので、これと比べても差は0.7mmしかありません。通常のスマートフォンと同様の感覚で扱えるようになった点が最大の魅力です。

 ちなみに、閉じた時に使う「カバー画面」も前モデルの6.3インチから6.5インチにサイズアップしています。特に、従来世代では、このカバー画面のアスペクト比がやや細長い仕様だったので、操作性に影響することがありましたが、Galaxy Z Fold7ではアスペクト比が21:9の一般的なスマホのバランスに整ったこともポイントです。

その他に変化があった主な仕様

 デザインがスリムに刷新された反面、諦めざるを得なかったであろう仕様もいくつかあるので、特に以下の2つをチェックしておきましょう。

 1つ目は、インカメラがパンチホール型に変わったことです。従来世代では、ディスプレイの下に隠れた「アンダーディスプレイカメラ」が採用されていましたが、Galax Z Fold7では、ディスプレイ内にインカメラのための穴が空いたパンチホール型を採用しています。

 2つ目は、Sペンに非対応になったことです。もし手書きのメモなど広い画面を生かしてSペンを使いたいと思っている場合には、想定用途がマッチしなくなってしまうので注意が必要です。AI活用機能に関しても、手描きのスケッチをAIで変換できる「スケッチアシスト」機能を使う際に指先で描画しなくてはなりません。この辺りの評価は人によって大きく分かれそうです。

 一方で、より高性能に進化したポイントもあります。

 特に、背面のメインカメラが従来の5000万画素から2億画素になったことは見逃せません。従来の横折り型フォルダブルでは「大画面と性能は魅力的だけど、Galaxyらしい高画素のカメラは妥協する必要がある」という選択肢になっていたので、今回のアップデートはGalaxyファンには魅力的に映ることでしょう。

 ただし、メインカメラの画素数がGalaxy S25 Ultraに追いついた反面、ズーム倍率やほかのカメラの画素数など及ばない部分もまだ残ってはいるので、頭の隅には入れておきたいところです。

価格と販路

 Galaxy Z Fold7は、プロセッサーにハイエンド向けの「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」を搭載。Samsungオンラインショップでは、メモリ12GB/ストレージ256GBモデル(26万5750円、税込・以下同)、メモリ12GB/ストレージ512GBモデル(28万3750円)、メモリ16GB/ストレージ1TBモデル(32万9320円)の3種類が用意されています。

 大手キャリアでは、NTTドコモ、au、ソフトバンクが取り扱っています。本モデルはノートパソコン並みに高額な端末のため、多くの人が大手キャリアでの“返却を前提にした端末購入補助プログラム”を活用することが現実的な選択肢となりそうです。

 例えば、ソフトバンクの「新トクするサポート(プレミアム)」を活用した場合、約1年後(13カ月目)に返却する前提という条件にはなりますが、実質7万7580円の負担で運用することも可能です。

 本モデルは、防塵防水性能がIP48しかない点にこそ注意が必要ですが、7年間のOSアップデートとセキュリティパッチが保証されているので、長く使える端末でもあります。ガジェットとしてもワクワクする要素が多いので、予算に余裕があれば一括購入で長く付き合うのも悪くないかもしれません。

 ただし、高額な端末に使いたくなる保護性能の高いタフ系の保護ケースと、Galaxy Z Fold7のウリであるスリムさはトレードオフの関係になります。保護ケース選びについては、メリットとデメリットを考慮したうえで、じっくり吟味する必要がありそうです。

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