ソフトバンク、世界最大の「NVIDIA DGX SuperPOD」基盤を構築、計算処理能力の合計は13.7エクサフロップス(EFLOPS)

ソフトバンク、世界最大の「NVIDIA DGX SuperPOD」基盤を構築

ソフトバンクは23日、「NVIDIA DGX SuperPOD」として世界最大の計算能力を持つAI計算基盤の構築を完了したと発表した。4000基を超える「NVIDIA Blackwell GPU」を搭載した「NVIDIA DGX B200」システムで構成されており、これにより同社全体のAI計算基盤全体のGPUは1万基を超え、計算処理能力の合計は13.7エクサフロップス(EFLOPS)となった。

 今回の計算基盤では、AI処理に必要な大量のデータを高速かつ安定してやりとりできる最新ネットワーク技術「Quantum-2 InfiniBand」を採用。また、企業向けのAI開発や運用に必要なツール群「NVIDIA AI Enterprise」をサポートしている。

 まずは、ソフトバンク子会社でAI開発を担う「SB Intuitions」が活用する。同社では、日本語に特化した国産のLLM(大規模言語モデル)を開発しており、700億パラメーターのLLM「Sarashina mini(サラシナミニ)」(2025年度商用提供予定)を複数組み合わせて継続学習させ、さらに大規模かつ高性能なモデルの開発を加速させるとしている。

 今後はこれに加えて、ソフトバンクのグループ内での活用や、国内企業や研究機関に向けてもサービスとして提供する。

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