猛烈な暑さと急な雷雨に注意 東京は33℃で今月12回目の真夏日に
29日(日)も暑さが続き、東京都心の最高気温は33℃予想と今月12回目の真夏日になりそう。6月としては記録的な暑さが続く見通しだ。福岡県久留米市では37℃と体温を超える危険な暑さとなるおそれがある。また、29日(日)は晴れていても急な雷雨にも注意が必要。週明け以降も、体にこたえる暑さと天気の急変には気を付けた方がよさそうだ。
東京都心 6月に11回真夏日は150年間で初
28日(土)は梅雨明けした沖縄から西日本だけでなく、東日本から北日本にかけても晴れて真夏のような暑さとなった。なお、東京都心の最高気温は33.8℃を観測し、今月に入ってから11回目の真夏日となった。東京都心で6月に30℃以上の真夏日が11回以上となるのは、統計が始まった1875年からの150年間で初めてのこととなる。
6月最後の日曜も35℃超え続出予想
29日(日)も朝からおおむね晴れる所が多い見込み。東京都心では、6月としては記録的な暑さが続き、最高気温は33℃と今月12回目の真夏日となる見通しだ。また、九州から関東周辺にかけて35℃以上の猛暑日になる所もある予想。大阪・前橋などは35℃、福岡県久留米市では37℃と体温超えの危険な暑さとなりそうだ。早朝や夜間も気温は下がりにくく、昼夜問わず熱中症に気を付けて過ごしたい。
九州~関東は急な雷雨のおそれも
29日(日)は天気の急変にも注意が必要。日ざしが届いていても、昼過ぎ以降は九州から関東の内陸や山沿いを中心に発雷確率が高く、急な雨や雷雨がありそう。局地的にはバケツをひっくり返したように激しく降るおそれがある。急に黒い雲が近づいてきたり、急に冷たい風が吹いてきたりした場合は天気が急変するサインとなるため、すぐに頑丈な建物の中に移動をしてほしい。
週明け以降も続く暑さと天気急変
週明け30日(月)以降も、体にこたえる暑さと天気の急変に気を付ける必要がある。西日本を中心に、最高気温は35℃以上の猛暑日が続く予想。佐賀や大分県日田市などでは、しばらく猛暑日が続くおそれがある。
また、週半ば関東から北を中心に急な雷雨が起こりやすく、関東甲信などの梅雨明けはもう少し先になりそう。しばらくは、晴雨兼用の傘を持ち歩いた方がいいだろう。