「スイッチ2」抽選4回目発表でも恒例のトレンド1位 まだ続く“落選祭り”と“動揺”
6月5日の発売後も、争奪戦が続く任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)」。17日に任天堂のサイト「マイニンテンドーストア」で4回目の抽選結果が発表されました。「Switch2落選」がトレンドの1位になるなど、SNSでは落選を嘆く恒例の“落選祭り”になり、「多言語版」や「次の抽選」などの関連ワードもランクイン。そして現時点で5回目の抽選発表はなく、ゲームファンの“動揺”を感じました。
「松山ケンイチと宇野昌磨は我々の神」と、ともに落選を“喜ぶ”声が続出(略)どっちが先に当選するか気になる」というコメント
出典:イザ! 2025/6/17(火)
抽選販売ではこれまで、落選した場合は応募内容が自動的に次回の抽選に引き継がれていたが、5回目では方針を変えるようだ
出典:ITmedia NEWS 2025/6/17(火)
空輸などの高額なコストをかけるなどしたメーカー側の必至の努力は、消費者が感じ取ることはなかなかできません
出典:河村鳴紘 2023/2/5(日)
エキスパートの補足・見解
任天堂によるスイッチ2の4回目抽選発表ですが、ゲーム機の即増産は難しいこともあり、依然として落選率は高い模様です。俳優の松山ケンイチさんは当落のアンケートを取りながら自身の落選を報告。ゲーマーで知られるプロスケーターの宇野昌磨さん、バーチャルアイドルの星街すいせいさんらも落選を明かしています。非公式の当落アンケートの発表は、数字に違いはあるものの、厳しい当選率なのは共通しています。
そして今回、落選者に対して第5回の抽選販売の案内(落選者の次回抽選への自動応募)がなく、次回販売の詳細は7月上旬ごろまでにマイニンテンドーストアで知らせると発表しました。これまでと同じような次回の案内がなかったことに対して不満を表す声も目立つなど、落選中の購入希望者に“動揺”が走っています。また任天堂の公式「X」に、スイッチ2が当たらないことへ不満をぶつけるポストも見かけました。
2カ月前にさまざまな転売対策を発表したときは、絶賛一色でしたが……。目に見える形でのゲーム機の出荷増にはやはり時間が必要で、スイッチ2を未入手の購入希望者がどこまで我慢できるか。一部の声でもSNSでは増幅されます。人気があるからこその悩みです。