ノジマオンライン、Switch 2転売したアカウントを利用停止に「ナイス」、「最高」応援相次ぐ

ノジマオンライン、Switch 2転売したアカウントを利用停止に「ナイス」、「最高」応援相次ぐ

デジタル家電通販ノジマオンラインが公式X(旧ツイッター)を7日に更新。Nintendo Switch 2を転売目的で購入したアカウントを、利用停止処置したことを発表した。

 公式アカウントでは「『ご報告』」とし「『転売撲滅宣言』を掲げて、ゲームを楽しみたい方に届くようにと取り組みをしていますが完全には防げず、当店から購入した商品が転売されていました。貴重な一台がこのような形になってしまい残念です」と、同店から購入されたゲーム機が転売されたことを嘆いた。

 続けて「該当アカウントは、利用停止処置をさせていただきました。引き続きゲームを楽しみたい方に届くように、微力ながら取り組みしてまいります」と報告。そして「#Switch2#転売撲滅宣言#NintendoSwitch2#ノジマオンライン#招待制販売」とハッシュタグを用いて記した。

 この対応にユーザーからは「最高です頑張って」「ナイスすぎます!」「ノジマさん有能です」「素晴らしい対応。応援します」と応援のコメントが寄せられている。

ジマの「Switch 2」が転売ヤーの餌食に 「貴重な一台がこのような形になってしまい残念」 メルカリでも“高額出品”相次ぐ

ノジマは「ノジマオンライン」で販売した「Nintendo Switch 2」が転売されていたと明らかにした。

 「転売撲滅宣言を掲げて、ゲームを楽しみたい方に届くように取り組む」ノジマだが、「完全には防げず、当店から購入した商品が転売されていた」とポスト。その上で、「貴重な一台がこのような形になってしまい残念だ」とし、フリマサイトにて確認したと思われる「該当アカウントの利用停止処置を実施した」とした。

メルカリでも高額出品が相次ぐ 希望小売価格の2倍以上の価格で出品も

 Switch 2は任天堂が6月5日に発売したゲーム機。発売直後、フリマサービスの「メルカリ」「ラクマ」では、関連商品の出品ページが散見された。例えば、希望小売価格が5万3980円の「Nintendo Switch 2(日本語・国内専用)マリオカート ワールド セット」は、8~10万円前後の価格で出品されており、中には希望小売価格の2倍以上の価格が設定された出品もあった。

 発売前から高い注目を集めたSwitch 2を巡っては、任天堂の古川俊太郎社長が4月23日、「事前の想定を大幅に上回る」需要があったと公表した。それによれば、抽選販売への応募数は、「日本だけで約220万人」と、非常に多くの人が応募したという。

 任天堂の公式オンラインストア「マイニンテンドーストア」では抽選販売への参加条件として複数の要件を設けていた。5月27日には、任天堂がフリマサービスなどを運営するメルカリ、LINEヤフー、楽天グループと連携し、不正出品の防止に取り組むことを発表していた。

 LINEヤフーではSwitch 2の発売後も当面の間、「Yahoo!オークション」や「Yahoo!フリマ」で本体の出品を禁止した一方、メルカリやラクマでは出品そのものは制限されていない。メルカリは「価格が急騰している可能性があります」などと注意喚起を実施している。

 ノジマオンラインではロイヤル顧客を優遇する「招待制販売」と広く参加できる「シークレット販売(抽選)」を併用するハイブリッド型の販売手法をとっている。

 人気商品を定価で仕入れて通常価格より高値で転売してもうける、いわゆる「転売ヤー」の撲滅には時間と手間がかかるようだ。

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