iPhoneの背景色が「勝手に変わる」理由とは? スマホの専門家が解説
iOS 18のリリース以降、ホーム画面の背景やアイコンの色などのカラーリングが変更できるようになりました。しかし、この機能についてよく分からず勝手に色が変わってしまうと感じている人もいるのではないでしょうか。この機能について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。
(今回の質問)
iPhoneの背景色が勝手に変わってしまいます。なぜですか?
(回答)
iOS 18からさまざまなカスタマイズ機能が追加され、ホーム画面のカラーリングについても変更できるようになりました。中には、時間や状況に応じて自動的に切り替わる設定もあります。自分の使いやすい設定を見つけましょう。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
◆ホーム画面の色の変更
ホーム画面を長押しして編集モードにしたら、左上の「編集」ボタンをタップ。表示されたメニューから「カスタマイズ」を選択します。
すると画面下にメニューが表示され、ホーム画面の色を変更できます。
・左上の太陽アイコンをタップすると、ホーム画面の明るさを変えられます。
・「ライト/ダーク」を選択すると、アイコンも含めて明るさが変更できます。「自動」を選択すると、日中と夜間で「ライト/ダーク」が切り替わるようになります。
・「色合い調整」をタップすると、カラーと彩度を自由に設定できるようになります。
・「小/大」をタップすると、アプリアイコンの大きさが変わります。
◆ダークモードのオン/オフ
ライトモードとダークモードを切り替える方法は他にもあります。ダークモードを有効にすると画面内の白色の割合がグッと減り、周囲が暗くても画面が見やすくなります。
「設定」アプリを開き、「画面表示と明るさ」を選択。外観モードを変更することで、「ライトモード/ダークモード」を切り替えられます。
「自動」をオンにすると、「日中=ライトモード/夜間=ダークモード」が自動的に切り替わるようになります。
あるいは、コントロールセンターの「明るさ」の項目を長押しして、表示されたメニューから「ダークモード」をオンにしてもOKです。
◆Night Shiftのオン/オフ
Night Shift を使用すると、ディスプレイの色が目にやさしい暖色系の色に切り替わります。
「設定」アプリを開き、「画面表示と明るさ」→「Night Shift」と進みます。
「時間指定」を選択すれば、Night Shiftモードに切り替わるタイミングをスケジュールできます。すぐにオンにしたいときは「手動で明日まで有効にする」をタップします。
あるいは、コントロールセンターの「明るさ」の項目を長押しして、表示されたメニューから「Night Shift」をオンにしてもOKです。
◆True Toneのオン/オフ
True Toneをオンにすると、周囲の明るさに合わせてディスプレイの色と明るさを自動的に調整し、どんな環境でも一定の色を表現してくれるようになります。
「設定」アプリを開き、「画面表示と明るさ」を選択。「True Tone」の項目をオンにすれば完了です。
あるいは、コントロールセンターの「明るさ」の項目を長押しして、表示されたメニューから「True Tone」をオンにしてもOKです。
◆明るさの自動調整
「明るさの自動調整」とは、iPhoneに内蔵している環境光センサーを使い、周囲の明るさに応じて画面の明るさを調整してくれる機能です。
電力消費量を抑え、バッテリーの駆動時間を長くしてくれるので、特別な理由がない限りはオンにしておくことが推奨されます。
「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」を選択します。スクロールすると「明るさの自動調節」という項目があるので、これをオンにして完了です。