あの頃の情熱をもう一度・・・ ディスコ「マハラジャ六本木」でシニア婚活パーティー 50~60代の100人集まる

楽しむシニア婚活が活況 ディスコに国会見学、背景に独身者の増加

楽しんで参加できる50~60代の婚活が活況だ。熟年離婚や晩婚などの価値観が広がる中、ディスコや国会見学、座禅体験など多様な企画が支持を集めている。

 今年4月29日、昭和の日。東京都港区のディスコ「マハラジャ六本木」はバブル時代さながらに熱気に満ちていた。

 開かれていたのは、婚活サービス大手「IBJ」(東京都新宿区)が企画した「シニア婚活」パーティーだ。50~60代の男女約100人が集まった。イベントを企画したIBJの高田幸奈さんは「独りでいることを不安に感じ、パートナーを探すシニア層がコロナ禍を境に増えた」。

 中高年のお見合いや婚活イベントの企画・運営で65年以上の実績を持つ老舗「茜会(あかねかい)」(東京都新宿区)は、会員4千人の半数以上を50~60代が占める。趣味から出会える「クラブ活動」として、ゴルフやカラオケ、国会議事堂見学、工場見学、座禅体験、藍染め体験などのイベントを実施しており、人気だという。

 運営する川上健太郎代表によると、法人化した1981年当時は30~40代の仲介が主だったが、徐々に高齢化が進み、近年は70代の会員も増えているという。

 市場が盛り上がる背景の一つが、シニア世代の人口の多さだ。24年10月時点の総務省の人口推計では、50~60代は全人口の26.8%にあたる3318万人に上る。

 20年の国勢調査(不詳補完値)によると、50~60代の独身の男女は934万人に上る。1990年と比べると、2倍に増えている。

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